デザインという仕事。今後、本番(お金をもらう)の仕事をしたとき、予め覚悟しておかなければいけない。
全然、自分の思うとおりにデザインできないかも知れないということ。お客さんがこうしてと言ったら、たとえもしそれが内心「え???うそでしょ?ださすぎでしょそれは?どういう脳みそしてるんだ~~~~???」ということを言ってきたとしても、それが本当にお客さんの望みであるとしたならば、そうすべきだろう。
父の話を聞いてもそういうことは日常茶飯事みたいだし、WEB訓練校の先生も、それでそうとう精神的ダメージを食らったことがお話から伺える。デザインをやる人はこだわりがある人が多いだろうから、そのこだわって苦労して練ったものを否定されて、自分の感性では許せないことをしなくてはならず、それを「自分の仕事」として提出しなければならない苦痛は大きいだろう。
でも逆の立場になって考えたら。ラーメン屋で注文して、自分の好きなものかけて食べようとしたとき、頑固店主に「うちのラーメンをそんな食い方するな」とか言われるのは僕はいやだ。「俺がお金払ってるんだから、好きなようにさせてくれや。何を勘違いしてるのか?!」と思うだろう。
デザイナーはあくまでお客さんの要望をかなえる手助けをする人。忘れないようにしよう・・・。
ジョブズもアイフォンにケースつけてる人に「なんで素晴らしいデザインのものに、そういう余計なことするの?」って怒ったというエピソードをどこかで読んだ。ジョブズに言われたら、なんか納得して外しちゃいそう。自分の言いたいこと言えるデザイナーになりたければ力をつけて大御所になるしかないな。