今日、スティーヴ・ジョブズ氏がお亡くなりになりましたね。僕はMacもiPodも持っていないし、ものすごい昔からApple製品ファンとかそういうわけじゃないので、本物ファンの方々の嘆きにつられているようで、気がひけますが、でも寂しい気がしています。
というのも、僕がWEBの業界の仕事に挑戦しようと思ったきっかけも、考えてみると彼の存在、創ったものが大きいかもしれないと思うのです。
前の職場で、毎日のようにお客さんの会社に訪問しているとき、いつも話しかけて下さる方がいました。その方が超熱烈なAppleファンの方で、発売されてまだ間もなかったiPadを、僕に見せてくれた。そのときそれを操作しているその方が心の底から楽しそうなんです。こどもに返ったみたいに・・・そういう人が紹介するものってよけいに魅力的に見えるんですよね。勢いでiPad、iPhoneを僕も買ってしまった。こういう世界、分野は想像してた以上に可能性があるんだなんだなあ!楽しそうだなあっていう印象が強く植えつけられました。
そして、これもその方が紹介してくれたのですが、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で講演している動画。今まで何回も観て、内容を文章に起こしたものはいつでも読み返せるようにメモしてあります。人生は一度きりしかない、愛することができる仕事を探しなさいという彼のメッセージ。転職するか迷ったときも、辞めてからも、なんども読んで、自分に問いかけました。
彼が亡くなったことを知って、寂しいけれど、何故だか同時に、改めて「がんばろう!」、と気が引き締まる思いになっています。