「延命の域と思えますか?」
経口摂取不能
その人ね、何も食べたり飲んだりできなくて、
栄養は、全部点滴でまかなうんですよ。
麻薬常用
それに、常時、痛みがあって、
痛み止めも普通のじゃなくて、
テープになっているけど、それは麻薬だっていうんです。
これはもうかなりヤバイ感じがしませんか?
自宅で療養して、なんとか医療の力で生きている印象。
これがなかったら、生きてはいない人。
自力で生きることができない人。
高齢者じゃないのに。
かつては、私自身がそう思ったものでした。
もちろんがん患者としての治療も並行してあります。
ですから、一般的に、私を目の前にした人は、
自宅療養で通院の日だから、ここにいるわけと思ってるみたいです。
一応、カイシャで働いている・・・え”?
さっきまでカイシャにいた・・・・えぇぇ?
これからまたカイシャに戻る・・・えぇぇぇっとぉ?
ありえなーい!!!
私はそんな人にいつのまにかなっていました。
自分自身、信じらんなーい!
そんな厳しい状態という印象のわりには、
公的補助とか支援は、あまりないものです。
やっぱ、働かにゃいかんわけですよ。
この社会では。
おひとりさまは。
いえいえ、一見、ヤバそうでも、
行き倒れにはなりませんから。
エネルギーはあるし、痛みも感じてません。
病気であることの不調は、あるには違いはありませんが。
高カロリー輸液と麻薬テープの件は、
締めはこうなるわけです。