「自分で点滴しながらカイシャ行く日が来るなんて」
考えませんでしたね。
がんにかかって、まさか!という人に、
自分だけかからないと思ってるなんてー、
とは言いたい21世紀の時代ですが。
それ以上に、そのうえ、食事が取れなくなって、
高カロリー点滴しながらカイシャ行くのは、
他人にもありえるよ、とは言えません。
指先に副作用で障害がキツかった頃は、
輸液をセットするのはたいへんでした。
今は、なんとかなっています。
それに、なんたって点滴スタンドがあるので楽です。
抗がん剤投与で毎週点滴するのにも、
カイシャの友人たちは驚きみたいです。
さらに食べられなくて、ウチで自分で点滴してるといえば、
目をまん丸にして、えぇぇぇ?と引き気味の様子です。
いただきものですが、
ディーン&デルーカのクマのグミとヘーゼルナッツチョコを
隣席のコに進呈しました。
高そう!と言われましたが、食べられないんじゃあねぇ。
あと2週間で派遣社員契約が終わり、
私は本来の自分の業務につくことになります。
残業しないように調整しても、
ピーク時には無理なので、
点滴開始時間も遅れるでしょう。
そうすると、翌日は、家を出る前に終われないので、
点滴セット持参で出社になります。
一度、聞かれました。
なんでトートバッグ持ち歩いているの?
大事なものだから?
そう!ある意味大事なものなので、
離れられないのです、輸液とポンプ。