点滴カイシャ生活 | ∵スキルス胃ガンなんだもん 東京テラピー生活~ゾウ蔵が病院に行く

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未だガールライフを送り、スキルス胃がん治療中。
6年生に進級。

手術後、いくつかのレジメンの後、
現在は、胃がんには未承認レジメンで化学療法中。

主治医も五代目になりました。
そして、もう一人の主治医が並行してついてくれることになりました。

「自分で点滴しながらカイシャ行く日が来るなんて」


考えませんでしたね。


がんにかかって、まさか!という人に、

自分だけかからないと思ってるなんてー、

とは言いたい21世紀の時代ですが。


それ以上に、そのうえ、食事が取れなくなって、

高カロリー点滴しながらカイシャ行くのは、

他人にもありえるよ、とは言えません。


指先に副作用で障害がキツかった頃は、

輸液をセットするのはたいへんでした。

今は、なんとかなっています。


それに、なんたって点滴スタンドがあるので楽です。


抗がん剤投与で毎週点滴するのにも、

カイシャの友人たちは驚きみたいです。

さらに食べられなくて、ウチで自分で点滴してるといえば、

目をまん丸にして、えぇぇぇ?と引き気味の様子です。


いただきものですが、

ディーン&デルーカのクマのグミとヘーゼルナッツチョコを

隣席のコに進呈しました。

高そう!と言われましたが、食べられないんじゃあねぇ。


あと2週間で派遣社員契約が終わり、

私は本来の自分の業務につくことになります。

残業しないように調整しても、

ピーク時には無理なので、

点滴開始時間も遅れるでしょう。

そうすると、翌日は、家を出る前に終われないので、

点滴セット持参で出社になります。


一度、聞かれました。

なんでトートバッグ持ち歩いているの?

大事なものだから?


そう!ある意味大事なものなので、

離れられないのです、輸液とポンプ。