うちの近所に

不思議な店がある。

 

フリーウェイに

接している

 

お土産屋さんのような

 

それでいて

ドライブイン的な

店っぽい。

 

ここに越してきて

十数年

 

気になっていたけど

一度も入ったことがないくらい

 

ちょっと

入るのが怖い店。

 

このお店が

閉店するらしいと

小耳に挟んだ。

 

どんなお店なのか

わからず

 

閉店してしまうのは

惜しい

 

怖いもの見たさで

速攻

行ってみた。

 

セールとコーヒーの

サインがあるから

 

まだ

やっていそう。

 

車は数台あるけれど

中に入ると

 

思った通り

客はゼロ

 

平日の午後

誰も来ないのも

わかるけど

 

もしかしたら

週末は大混雑なのかも。

 

中に入ると

アンティークか

古いものなのか

 

よくわからないけれど

カビ臭い。

 

コーヒー担当の

女の子

 

病気にならないと

いいけど。

 

入るとまず

日本刀

 

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この手のもので

179ドルって

ぼったくりすぎ。

 

やっぱり

よくわからない店。

 

キッチン用品

バスケット

いろんな瓶詰め

 

書いていると

私が好きなものばっかりなのに

 

何ひとつ

欲しいものがない

 

こんなお店も

珍しい。

 

本当に

買いたいものは

ないのか?

 

そう思った瞬間

 

一番下の棚に

これを発見。

 

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味噌作りに必須の

米麹

 

それも

日本製。

 

でも

なぜ?

こんなところに?

 

日本のもの

結構人気だけど

 

米麹は

あまりにニッチすぎる。

 

でも

誰も買わないから

セールになってるかも

 

と思ったけど

 

定価の上に

消費期限が

今年の11月だった。

 

賭けてもいい

絶対売れないはず。

 

ちょっとだけ

心が揺れたけど

 

このカビ臭い店舗に

どのくらいあったかわからない

 

ちゃんと管理されてない

食品を買うのは

 

危険。

 

鹿もいる

 

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ナンバープレートは

みてるだけで楽しい。

 

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クリスマスグッズや

庭グッズ

アンティークっぽい看板

 

60%オフでも

全く欲しくない。

 

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冷蔵庫にあった

ミルクが

 

なんと

瓶入り。

 

瓶を返すと

お金が戻るシステム。

 

もしかして

すごくおいしい牛乳なのかも。

 

惹かれるけど

やっぱり

 

衛生状態が

気になる。

 

ただ

カフェで頼んだ

コーヒーが

 

信じられないくらい

熱かったことだけが

 

合格点。

 

アメリカのコーヒーは

どこでも

ぬるくて

 

熱いコーヒーには

なかなか出会えない。

 

とりあえず

心残りは無くなったけれど

 

買いたいものがない

買い物は

 

つまらない

 

でも

このインフレの時代には

よかったのかも。