どこから来たの?

 

多分

どこ出身?

 

なんだろうけれど

 

こう聞かれると

一瞬悩む。

 

正解は

日本!

だと思うけれど

 

ここに

長く住んでいると

 

どの町から来たの?

の意味かな

ってちらっと思う。

 

他州の

旅行先で聞かれたら

 

州の名前を

言ってしまいそうだけど

 

日本人に見えるのに

その州に住んでるって

 

混乱させそうで

答えずらい。

 

今回は

アンティークショップの

おばちゃんに

レジで聞かれた。

 

このおばちゃん

2回目なのに

 

記憶力が

とてもいい。

 

「あら、また来たね」

 

何度も通う

私も悪い。

 

「あら、まだ居たの?」

 

何時間も徘徊する

私が悪い。

 

さらっというけれど

嫌味のない

気のいいおばちゃんだ。

 

レジしながら

聞いてくる。

 

「Where are you from?」

 

わー、聞かれた。

 

この場合の正解は

絶対、日本。

 

日本です。

 

こういうと

待ってたらしく

 

日本のものは

たくさんあるのよ

 

日本人のハーフの

お客さんがいて

 

日本のものを

いっぱい買ってくのよ。

 

いい感じの

日本上げをしてくれて

 

気分が良くなり

また

来てしまいそうになる。

 

おばちゃん

商売うまいわ。

 

アンティーク屋さんには

思った以上に

 

Made in Japanが

いっぱいあるのを

 

アメリカに来て

知った。

 

ちょっと悲しい

Made in Occupied Japan

 

1947年から1952年の

占領下の日本製には

 

歴史を

感じてしまうけれど

 

今では

とても価値がある

印になっている。

 

アンティーク巡り自体も

好きだけど

 

私の知らない日本を

見つけるのも

心が躍る。