「トキドキ」

 

バイオリンの先生が

急に日本語

話し始めた。

 

レッスン中

弓の質問をしたら

 

日本語で

「ときどき」

って返してくれた先生。

 

え?

 

ときどきって

 

sometimesのことですか?

 

ここ最近

バイオリンの先生の指導に

 

ときどき

日本語が混ざる。

 

イチ 二 サン シ

でボーイングを

教えてくれたり

 

なんだか

おかしいことに

 

毎週、毎週

日本語の単語が

増えている。

 

急に

アニメソングが

弾きたいんです!

 

って宣言した私を

哀れんで

 

せめて

日本語で教えてあげよう!

 

と思われたのかも。

 

勇気を出して

聞いてみたら

 

ドゥオリンゴを

始めたらしい。

 

オランダ語を

4年で終了したので

 

先月から

日本語を始めたらしい。

 

4年も

オランダ語を習うのも

すごいけれど

 

次の言語を

日本語にしてくれたのが

なんとも嬉しい。

 

もう

10年以上

この先生に習っているけれど

 

レッスン以外は

スモールトークだけで

 

距離感を

感じていたけれど

 

今回のことがあって

 

なんだか

距離が縮まった気がする。

 

先生曰く

「漢字が難しいのよね」

 

漢字まで

ドゥオリンゴで習うの?

 

びっくり!

 

バイオリンのレッスンを

英語で受け始めた時

 

英語で説明してもらっても

わかるの?

 

最初

とっても恐ろしかったのを

思い出す。

 

今では

私のポンコツ英語でも

 

なんとか

理解してくれている先生。

 

感謝、感謝。

 

せめて

そのお礼に

 

少しでも

先生の日本語習得に

協力するつもり。

 

バイオリンと日本語の

交換レッスンだ!

 

でも

1ヶ月かそこらで

 

そこそこ日本語

話せるようになるなんて

 

私も

ドゥオリンゴで

英語始めるべき?