「マイナンバーカードの
写真撮られたんだけど
大丈夫かな?」
母の電話に
ギョッとする。
ついに実家にまで
詐欺の手が?
よく聞いてみると
保険の証書を持って
郵便局の人が来て
マイナンバーカードの
写真を撮って
帰って行ったらしい。
本当に
郵便局の人だった?
「知らない人だったけれど
ワイシャツで
名刺もらった」
郵便局って
制服なかった?
外回りだから
ワイシャツでOK?
名刺っていっても
名刺なんて
誰でも作れるし
本当に
郵便局だったのか
不安になる。
どうして来たのか
なんで写真を撮ったのか
いくら聞いても
わからないという。
詐欺なの?
でも
写真を撮って
何に使う?
母に聞いても
埒が開かないので
直接
郵便局に電話してみる。
もちろん
名刺の電話は
信用できないので
ネットで
検索してみる。
電話番号は
合ってる。
電話をしてみると
うちに来た人は
実際に
在籍している人
今は席を外してるので
電話を受けた人が
対応してくれるという。
詳細を話すと
調べて折り返してくれるという。
こういうとき
すごく困る
アメリカに
掛け直してもらうのは
ハードル高い。
その上
ゆうちょ銀行の口座を
海外在住ながら
維持しているという
弱みがあるので
アメリカから電話してます
っていうのも
ちょっと気まずい。
どうしよう?
悩んでいると
「電話番号がちょっと長いので
遠方でしょうか?」
と聞かれたので
アメリカと白状し
こちらから
掛け直すことに。
ナンバーディスプレイって
なんでも
バレてしまう。
結局
結論は
家電に電話しても
出ない人が多いので
携帯電話の番号を
一軒一軒聞いて
回ってるとのこと
その時に
本人確認として
マイナンバーカードが
必要
マイナンバーカードの
全面だけ写真を撮ったので
裏面の
大事な情報は写してないので
大丈夫とのこと。
名前
生年月日
住所も大事だと思うけれど
保険に
入っている以上
もうわかっている情報なので
仕方ないのかも。
結論
郵便局の人で
合ってた。
母も説明聞いても
忘れてしまったのかもしれない。
今回は
詐欺じゃなくて
よかったけれど
すぐ家に入れるのは
やめてもらわないと
心配で仕方ない。
マイナンバーカード
クレジットカード
通帳
大事な書類は
すぐに渡さないことを
もう一度
きつくきつく
言っておく。
世知辛い世界に
なったなぁ。