「今日のランチ、何時にする?」

 

久しぶりの

ランチデート

 

ウキウキしつつ

聞いてみる。

 

「何時でもいいよ」

(ここ大事)

 

と夫。

 

混んでいる時間は

嫌なので

 

いつもは

1時過ぎにお店に行く。

 

「じゃ、1時にしよう!」

 

と私。

 

今からジムに行って

シャワーしたら

ちょうどいい時間

 

最近

運動不足だしね。

 

ジムに行くと言って

車に乗り込むと

夫から電話。

 

私はガレージで

夫は部屋

 

なんで電話?

 

もしもし、なに?どうしたの?

 

「うーーーん、やっぱりいい」

 

わけわからない夫の電話。

 

なんなのよ!

と思いつつ

ジムへ車を走らせる。

 

その2分後

また夫からの電話。

 

もしもし、なに?

 

「今日は

スケジュールをちゃんと聞かなかったから

よくなかった。

 

今度から

ちゃんとスケジュールを

確認しよう」

 

はーーーーーー?

 

多分

ジムに行ったのが気に入らない。

 

夫は

シャワーを浴びて

準備できたので

 

すぐにランチに

行きたかった模様。

 

そうなら

時間を聞いた時に

そう言えばいいのに。

 

いくら

察しがいい日本人でも

 

なにも言わない

アメリカ人の気持ちなんて

 

わかるわけがない。

 

怒り爆発の私は

車をUターンして

うちに戻る。

 

もう

ジムに行く気持ちも

ランチに行く気持ちも

失せた。

 

家に帰った私を見て

気まずそうな夫。

 

その夫に問いただす。

 

なんで2回も

電話した?

 

ジムに行かせないためでしょ。

 

すごい勢いの私に

あわわしか言えない夫。

 

ジムに

行って欲しくないなら

 

行く前に言って!

 

ガソリン代も

もったいない。

 

言いたいこと言って

部屋に篭る。

 

もう

ランチに行く気持ちもないから

 

Costcoで買った

ロブスタービスクのスープと

 

冷凍してあった

クロワッサンを

温めて

 

黙って

テーブルに置いておく。

 

喧嘩をしても

ちゃんとランチを用意するなんて

アホな妻。

 

同じものを

食べたくなくて

 

自分のラーメンを作って

違う部屋で食べる。

 

それでも

やっぱり

怒りが収まらない。

 

それと言うのも

 

夫がランニングの帰りに

義母の家によっても

 

義母の用事で

呼び出されて

 

何時間か

帰ってこなくても

 

一度も

文句を言ったことはない。

 

行って欲しくない

って思ったこともないし

 

どーぞどーぞ

行ってくださいの

スタンスなのに

 

私の行動だけ

口出すのが

気に入らない。

 

夫の気持ちとしては

 

休みの日には

一緒に

家にいて欲しい

 

一緒に

行動して欲しい

 

と言う

お子ちゃまメンタル

だと思う。

 

こんな

おばちゃんと

一緒にいてどうする

 

そう思われるうちが

華なのかもしれないけれど

 

でも

はっきり言わないで

ネチネチ嫌がらせが

許せん。

 

私のこの気持ちが

届いたのか

 

昼食後

体調が悪くなった夫。

 

年老いた夫の胃は

 

ロブスタービスク

(私が食べたくないので

大きなボウルにいっぱい入れた)

バターたっぷりの

クロワッサンに

 

耐えられなかった模様。

 

メニュー

悪かったかも

 

と思いつつ

 

ばちが当たったと

 

ちょっと

ほくそ笑んでしまう。

 

私の気持ちが

伝わった

 

復讐の

ロブスタービスク。

 

もちろん

Costcoのロブスタービスクは

美味しいけれど

 

とっても濃厚なので

 

食べる量には

注意が必要です。