「どうだった?」
夫が
年一の健康診断から
帰ってきた。
「血圧の薬が増えた」
えー!
元々
高血圧の夫
今までも薬で
血圧を下げてきたけれど
思ったほど
下がらなかったらしく
今回
薬が増えることになった。
なんだか
責任感を感じる。
普段から
筋トレをしたり
ランニングをしたり
健康には
気を付けている夫。
10時半には
ベッドに入るから
睡眠も
足りているはず。
規則的な生活を
しているのに
血圧が
下がらないのは
残る原因は
食事を作ってる
私のせい。
朝は
甘くもなんともない
シリアル
昼と夜は
私の作ったお弁当で
外食は
週末するくらい。
それも
ガッツリ
脂ギッシュな
アメリカンではなく
日本食
量も
大して多くない。
やっぱり
犯人は私。
「ごめんね。
血圧の原因は
私の料理だと思う。
これからは
塩分に気をつけるね」
珍しく
自ら謝った私に
「いやいや違うよ。
お弁当に
塩かけて食べてたからだと思う」
しおーーー?
かけてた!
ちゃんと
味付けしたおかずに
塩をかけて
食べてたなんて
謝って
損した。
塩をかけられても
いいように
これからは
味付けなしのお弁当にする!
と宣言すると
もう
塩を振らないから
と涙目の夫。
意地悪じゃなくて
夫の身体を
心配してるだけなんだけど
夫の言葉を
信じるか
ちょっと迷ってる
自分がいる。