久しぶりに
友達の働いているカフェに
コーヒーを
飲みに行く。
思いがけず
オーナーは
元クラスメイトだったし
朝の忙しい時間以外だったら
ゆっくり喋れる
居心地のいいカフェ。
ただ
いつもお代を取ってくれないので
手土産にシフォンケーキを
焼いていく。
今日は
抹茶のシフォンケーキ
こんな
ケーキキャリア
に入れて
カフェに急ぐ。
本当は
こんなキャリアが欲しいけど。
カフェに到着。
ちょうど
お客さんは一人だけ
よかった
ラッキー。
結構
アメリカチックな
自由な職場で
お客さんが来た時だけ
カウンターに戻る彼女。
お店の片隅に
陣取って
その彼女が小声で
教えてくれたのは
私がずっと不思議に思っていた
チップの話。
彼女のカフェも
最近よくみるタッチパネルの
レジを使用。
このレジが
彼女の悩みだという。
注文を聞いて
彼女がレジに打ち込み
最後に
チップの画面で
お客さんにパーセンテージを
入れてもらわないと
注文が通らないという。
まるで請求しているみたいで
お客さんにその画面を見せたくない
彼女
究極の選択で
こそっと自分で
No Chipと
入れてるらしい。
その気持ち
すごくわかる。
でもそれを
オーナーに見つかると
「ちゃんとお客さんに
チップのパーセンテージを
選んでもらって」
と言われてしまうという。
でも、嫌なんだよねぇ
の彼女。
これを聞いて
今までの疑問が
スッキリ。
なんで
サービスなしのカフェで
チップを払わないと
いけないの?
と思っていたけれど
チップ額を入れないと
注文が通らない
という
レジの問題だった。
これで
罪悪感を感じないで
No Chipを
選べます。
でも
カフェはチップ不要でも
知り合いのカフェや
行きつけのカフェでは
チップなしにはできないのも
事実。
チップって
サービスよりも
人と人との
関係性によると
最近つくづく思う。
いろんなことを
あーだこーだと考えて
チップ額を
決めないといけないのは
いつまで経っても
ストレス、ストレス。
もう
チップいくら!
ってチェックに書いてある方が
悩まなくていい分
楽ちんなのに。
今日もやっぱり
コーヒー代を
取ってくれなかった彼女
レジ脇の
チップの瓶に
多めのチップを入れて
帰ってきました。
たかがチップ
されどチップ。