最近身近で
コロナが流行ってる。
通りのお向かいの家族
全滅。
義父のところに来る
フィジカルセラピーの
ウェンディも
ついにコロナに
なってしまった。
目を離せない義父
ウェンディが来る時だけが
義母の
ショッピングタイムだった。
病院に行ったり
用事を済ますために
重要な時間だったのに
しばらく
外出ができない義母。
夫と車に乗っている時に
義母からの電話が入る。
スピーカーモードに
するけれど
一応私はいないテイで
話す夫。
「できればでいいんだけど
さん子に聞いて欲しいことがあるの」
申し訳なさそうに
話す義母。
なになに
何が起こった?
とこっそり
聞き耳を立てる私。
「マニキュアの予約があるんだけど
ウェンディが来ないから
義父の面倒を見る人がいないの」
ほーほー
そういうこと。
「さん子にお願いできないかなぁ?」
私に義父の面倒は
今まで一度も頼んだことがない
義母の頼み
もちろんOKに
決まってる。
義父は面白い上
話すペースが
ゆっくりで聞きやすいし
発音も根気よく
何度でも教えてくれる
最高の
英語の先生。
それに
いつ行っても
さん子!って
ハグしてくれる
スィートな義父。
それにしても
義父シッターを頼む理由が
痺れる。
80代の義母
いくつになっても
シッターを頼んでも
マニキュアは譲れない!
ってところが
超絶カッコいい。
私も
そんなおばあちゃんに
なりたい
ただ
陶芸とバイオリンを
やめない限り
この子供のような短い爪とは
お別れできそうもないのが
残念。