「うちのカーペットって
毛糸?」
義実家から帰ってきた夫が
焦って聞く。
夫の日本語能力を
考えて翻訳すると
ウールの絨毯の
ことらしい。
なになに
絨毯がどうした?
また義実家で
新たな事件?
興味津々で
聞いてみると
義実家のラグに
ダニなのか
ノミなのか
なんだか大量の虫が
発生したらしい。
特に
義父の椅子の下。
だよね
すごく納得できる。
土足だし
ワンコもずっと飼っていたし
極めつけは
義母が掃除機をかけているのを
見たことない。
今はワンコフリーの
義実家も
ホリディになれば
義妹たちが
ワンコ連れで帰ってくる。
絨毯の虫
犯人はワンコ?
お掃除は全部
ハウスクリーニングの義実家
クリーニングの人も
見えるところは
綺麗にするけれど
椅子の下なんかは
スルーしてたんだろうなぁ。
虫だらけの絨毯の上に
ずっと居た義父
想像するだけで
かわいそう。
そういえば
姪っ子たちがきた時は
絨毯どころか
床でごろごろしてたなぁ。
今思うと
申し訳ないけれど
ゾッとする。
ありがたいことに
歩き始めるまで
ハイハイできなかった息子
発達が心配だったけれど
今となると
本当に良かった。
通ってきている
看護婦さんに
偶然
発見された虫
見つけた時は
びっくりしたはず。
想像するだけで
痒くなる。
きっと義父も義母も
見えてなかったんだろうなぁ。
家中にあるラグは
全てペルシャ絨毯だったのも
よくなかった理由
らしい。
羊毛じゃなくて
安物の方が
まだマシだったのかも。
お義父さんの
椅子の下のラグは
早々に
撤去されたけれど
なぜか
ダイニングテーブルの下の
ラグはそのまま。
こっそり夫に
「これって大丈夫なの?」
こっちは大丈夫!
って言われても
そっと絨毯から
足を浮かせる。
もし
うちに持ち帰ったら
と思うと
またまたゾゾゾ。
うちは土禁
だけれども
実は
玄関のたたきがわりに
義母からもらった
ペルシャ絨毯のラグがある。
これって大丈夫?
うちは動物が居ないから
大丈夫って
夫は言うけれど
やっぱり聞いてしまったら
どうしても想像してしまう。
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