自己主張の強い
Uberドライバーさん
おすすめの
第1ターミナルに
降ろされた。
確かに
ユナイテッドのカウンターは
ある。
テキストが
間違いだった?
やっぱり今日も
空港は混んでる。
とりあえず
近くにいた
スタッフに聞いてみると
キャンセルになったチケットで
調べてくれる。
「キャンセルされてるね
カウンターに行って」
チェックインできるって
テキストもらったのに
ターミナルと同じで
間違いだった?
ガッカリしつつ
納得できない私は
カウンター近くの
チェックイン機に
もう一回通してみる。
「2時の飛行機あるけど
チェックインする?」
の画面。
乗れるんじゃない!
焦る気持ちを
抑えながら
航空券と荷物のタグを
ゲット。
残る問題は
スーツケース。
荷物係の人に
航空券を見せて
聞いてみる。
「大丈夫よ。
もう空港に届いてるから!」
え
もう空港に届いてる?
荷物だけ乗って
乗客が乗ってなかったら
荷物は降ろされるって
聞いたことがある。
もし荷物に
何か仕掛けられてたら
簡単にテロができるはず。
もし
それが本当なら
昨日5時間も待っていたら
もっと地獄だった。
放棄して正解。
荷物の行方もわかり
ありがとう!
と喜んで搭乗するところだけど
今までの経験から
素直には
信じられない。
ロストバッゲージされた
スーツケースが
目に浮かぶ。
本当に
空港にある?
絶対に
届いてる?
不審な目で
何回も聞く私に
呆れたお姉さんは
「下の階の
バッゲージクレームに
聞いてみて」
スーツケースを
この目で見るか
絶対的な確証がないと
信じられない。
いつから
こんなになっちゃったんだろう。
急いで
下の階のスタッフに
聞いてみると
いきなり
怒られた。
「なんで荷物取っていかなかったの?」
「だって、5時間も待てないし
係の人も置いていくことに
なにも言ってなかったから」
ちょっと情けないけれど
モゴモゴ説明する私。
ぷりぷりしなから
荷物のタグから
機械で探し始めた。
キャンセルされた身なのに
一応お客なのに
怒られるって
あーアメリカ🇺🇸
それよりも
早く探して!
乗り遅れそう。
今日は
そろそろ帰りたい。
なぜか笑顔で
戻ってきたおばさんは
まるで別人
「3つの荷物は
もう空港についてるし
残りもあとから行くから
大丈夫!」
じゃ
荷物置いて行って
よかったんですよね。
怒られること
なかったんですよね。
もうここまで
変われると
あっぱれです。
上のお姉さんと同じことを
言ってるから
多分そうなのかな。
やることはやった
これで無かったら
仕方ない。
本当に
荷物は届いているのか
最後の運試しです。