ERの請求書が

届いたらしい。

 

ピンとこないので

日本円で考えると

60万円以上。

 

ただこれが

高いのか

安いのか

この国の医療費に

毒されていると

わからない。

 

10,000ドルって言われても

そのくらいかかるかも

と納得してしまう

自分が怖い。

 

オリジナルは

21,000ドル。

 

保険が効いて

6,000ドルになったのが

救いです。

 

クリスマスイブイブに

姪っ子たちと遊んでいて

こけたらしい。

 

救急車でERに

運ばれた義兄。

 

3時間待たされて

受けた診断は

肋骨にひび。

 

ギプスをすることもなく

痛み止めをもらって

夜には戻ったらしい。

 

多分

6時間も滞在していなかった。

 

今思うと

1時間10万円

待つだけでも。

 

横になれないので

1ヶ月は

椅子で過ごすように

と言われ

 

笑うと痛いと

言う義兄は

思ったより元気だった。

 

積極的に

治療をしないんだと

ちょっと驚いた。

 

そのあと

年越しボーリングにも

参加した義兄。

 

大したことなくて

よかった

って思った矢先だった。

 

義母曰く

「6000ドルの請求書が

 60の誕生日に届くなんて」

 

お義母さん

そこ韻踏むとこじゃないですが。

 

夫によれば

 

Urgent care でも

レントゲンが撮れるところが

あるから

 

ERじゃなくて

そっちにいけば

よかったと。

 

でも

動けなかったらしいし

無理に動かせないから

仕方なかったのかもしれない。

 

それに

私は

恐ろしくて乗ったことはないけれど

 

義兄は

救急車で行ったから

 

救急車代が

一体いくらになるのか

想像すると

他人事ながらドキドキする。

 

安心して

怪我一つできないなんて。

 

クリスマス

あんなことがあったので

誕生日プレゼントは

考えられなかった。

 

でも

少しでも

元気になればと

急遽ギフトカードを準備。

 

6000ドルには

到底及ばず

焼け石に水ですが

気持ちとして贈ります。

 

 

クリスマスにあった、思い出したくもない、あんなことの話。