「あ、お隣さん。
わんちゃん、また逃げちゃったのかな。」
お昼を食べていると
庭に人影。
すごく稀に
わんこを追って
お隣さんが捕まえにくる。
軽い気持ちで
見てみると
犬がいない。
人だけが
裏庭を歩いてる。
すごく
異様な風景。
なんで?
他人の庭にいるって。
小さい頃の
庭借りしますが
ここでは通用しない。
人の敷地に入ったら
撃たれても
文句は言えないと
私は認識してる。
急いで
スマホで写真を撮る。
証拠写真が撮れる
スマホあってよかった。
リュックを背負って
散歩って感じでもない。
道に迷ってる感じもない。
それに
道じゃなくて
私有地の庭。
ただ
淡々と歩いている姿が
怖い。
とにかく
写真を撮りながら
うちの敷地から出るのを
うちの中から追った。
家の前の道路に出て
歩いて行く。
相手の
姿が見えなくなってから
そっと家を出て
あとをつけてみる。
すでに大通りに出たらしく
もう
姿がなかった。
とにかく
夫に写真を送る。
落ち着いて
とった写真を見てみると
余計気持ち悪い。
体型からいって
多分女性。
帽子、ジャケット、パンツ
全て黒。
遠かったので
顔はわからない。
なんのためににそこにいたのか
それを考えると
怖くて
気味悪い。
警察に電話すべきだった?
外に出て
何をしてるのか
聞くべきだった?
もう
何が正解だったか
考えれば考えるほど
わかりません。
夫曰く
出ていかなくて
よかったと。
万が一
もう一度あったら
写真を持って
警察に行くらしい。
その日以来
ちょっとだけ
外に出る時も
鍵をかけてます。
大好きなサンルーム時間
最近は
監視タイムになって
つい誰かを探してしまいます。
アメリカにきて
一番
怖いと思った出来事でした。