うちでは、イースト菌をトイレに入れてます。
食べ物をトイレになんて、バチが当たりそうで、とんでもないですが、うちの汚水システムがセプティックタンクなので、イースト菌は必須です。
乱暴に言ってしまえば、セプティップタンクシステムは、全ての汚水を庭に埋めてあるタンクにため、微生物を使って処理し、水分を地下に戻すというシステムです。
イースト菌は、微生物の餌となり、分解が進むようです。
これが今の私の理解しているところなので、少々違うところもあると思いますが、こんな感じです。
そして、このセプティックタンク、東南アジアとアメリカで、未だに使われている事実にびっくり!
普通に下水道で流れていると、思っていました、と言うより、それ以外の方法があるなんて、考えたこともありませんでした。
他の地域の名誉のためにも付け加えますが、もちろん全てのアメリカではありません。
どのくらいの地域でセプティックタンクなのか、少数派なのかも気になるところですが、普通の会話では聞けないので謎のままです。
ある時、トイレの流れが悪くなり、庭の一部分が湿っていました。
ここで、夫が吸い取りとり業者に連絡して、初めて、このうちの汚水処理の方法を知りました。
吸い取り業者さんが来て、セプティックタンクの部分の芝生を剥ぎ取ると、蓋が出現。
全く気が付かなかった、この庭の下に巨大なセプティックタンクが埋まってなんて。
家族の人数や使い方によってですが、何年かに一度は、こうした汲み取りが必要になります。
それに、今は除菌洗剤等で、微生物も少なくなっているので、たまにイースト菌をトイレから流し入れるといいと、業者さんからのアドバイス。
私の愛するイースト菌、フランス製の「サフ」を入れるのはどうしても抵抗があるので、今は、安い一回づつのパックになっているものを入れてます。
セプティックタンクだったことも驚きですが、イースト菌にそういう使い方があることも知りませんでした。
「微生物さん、しっかり頑張ってね。」と願いを込めて、イースト菌をせっせとトイレに振り入れてます。