その1 ペーパー皿や使い捨てのカトラリーがあったこと。

 

去年、インフルエンザになった時、大量に買った、使い捨ての食器やカトラリーが、キッチンにしまわれていました。

 

つい目障りで、使っちゃおうか、寄付しようかと、悶々としていたのですが、あってよかったです。

 

食洗機の使い方を教えましたが、入れて、洗って、また戻すのが、とても面倒だったようです。

 

主婦なんて、毎日してるのに!と思いましたが、お願いしてる身、少しでも楽になることは採用です。

 

面倒な食器の片付けがなくなることと、病気でごめんの負い目が少し軽くなること、この二つを考えれば、この選択で良かったと思います。

 

資源の問題やゴミの問題を考えれば、最適の方法では、全くありませんが、病気の時限定で使わせてもらいました。

 

その2  料理を教えておいてよかった。

 

コロナになって、時間ができ、アクティビティの一つとして、息子に料理を教え始めました。

 

そろそろ独り立ちの準備をする時期、と本人が思っていたことと、アニメで、食に興味を持ち始めたことも、きっかけの一つでした。

 

最初は、厳しく口だけで教えていましたが、なかなか進まず、結局は、仲良く一緒にお料理をするスタイルになりました。

 

一人で、最後まで作り上げるのは難しいレベルです。

 

でも、これからおいおい教えていけばいい、と思っていた矢先の帯状疱疹でした。

 

ご飯は炊けるが、おにぎりは作ったことがない。

 

せめておにぎり、教えておくべきでした。

 

そんな息子ですが、リモートでチャーハンを作ると言い出しました。

 

ベッドルームとキッチンをFaceTimeで繋ぎ、こちらで指示を出し、向こうで作る。

 

YouTubeのようで、我が家のキッチン、こんなふうに見えるんだ、なんて思いながら、自分の思い通りになる料理人のアシストです。

 

時間はかかりましたが、なんとかできました。

 

たかがチャーハンですが、寝ていてご飯が出てくるって、本当に幸せです。

 

人が生きていく上で、食は大切だと心から思いました。

 

まだまだの腕前ですが、全くできないよりは、まだマシなレベルです。

 

教えるのが面倒だったり、自分でやった方が早かったり、そんなことは多いけれど、時間をかけて教えていくことも、長い目で見ると、必要なことだと痛感しました。

 

ただ、息子は永遠の戦力にはならないので、次の課題は、主人の戦力化です。

 

もっと、やっておいてよかったことを、書きたいのですが、思いつくのはこの二つだけでした。

 

キッチンで楽しく遊んでいるだけで、みんなが使えるキッチンを作っておかなかった、自分の甘さを感じます。

 

次回は、私が病気になって、感じたことを綴って、終わりにしたいと思います。

 

長くなってしまい、ごめんなさい。