アメリカに来てから、すごく沢山いただくモノがあります。
グリーティングカードです。
結婚した時、ベイビーシャワー、誕生日、母の日、クリスマス、結婚記念日、病気した時、治った時、引っ越す時、ハロウィーン、イースター、悲しいことがあった時、もう、書ききれないほど、イベントがあるだけ、送りたいことがあるだけ、ありとあらゆる機会に、カードをいただきます。
それほど人付き合いがない私でさえ、それなりの数をいただくので、もっともっといただく方は多いと思います。
そのカード、最初は全てとっておきました。
手紙のように感じて、捨てる選択はありませんでした。
でも、本当にかなり溜まる速度が早く、どうにかしないととずっと思ってました。
今は、一か月くらい、棚に飾り、その後は感謝して捨ててます。
飛び出すカードや、音楽のなるカード、デザインがアートなものもあるので、インテリアとしても楽しませてもらってます。
自分の気持ちが最初から印刷されていて、サインだけ自筆で入っているカードは、楽しんだ後さよならしやすいです。
しかし、メッセージが入っているカードは、さよならするのが難しい時もあります。
そんなカードの中で、取っておきたいカードだけ、キッチンのある場所に収納しています。
それは、キッチンキャビネットの扉の裏です。
他の人には見えないけれど、扉を開けるたび、自分だけがもらった時の気持ちに浸れます。
「今年し」という間違いも、今見ると可愛く思え、クスッと笑えます。
反抗期の生意気な態度も、これを見て、怒りを収めることができます。
これ以上に取っておきたいカードをもらったら、このカードと交換するつもりです。
今のところは、しばらく現役を続けそうです。