12月になると、日本人の血が騒ぐのか、大掃除をしたくなります。
ここアメリカでは、大掃除は春です。
スプリングクリーニングの時期になると、お店にはいろいろなお掃除用品や洗剤が並びます。
血は騒ぎますが、根が怠け者なので、簡単で綺麗になる方法が一番です。
いつもは、食洗機に任せてしまうお鍋ですが、よーく見ると、薄くですが汚れがあります。
こんなときは、重曹です。
お鍋に、お水と重曹を入れて煮ると、こすらず、簡単に汚れが落ちます。
本当に、コマーシャルに出てくるお鍋のように、ピカピカになります。
大掃除と調子に乗って、うちにあるお鍋を次から次へ煮ます。
ただ一つ、煮ても落ちなかったのは、ル・クルーゼのお鍋。
一度重曹で煮ても落ちないので、2回目は重曹とお酢で煮てみました。
お酢のホワイトビネガーは、とても安価なのでお掃除に使い放題です。
最初は、食べ物でお掃除なんてと抵抗がありましたが、いまでは、シンク下に常備しています。
結局、2回煮ても、変化なしでした。
ル・クルーゼのホームページによると、色素沈着による汚れのようです。
焦がしたり、強火で使用したりして、傷ができ、その中に汚れが入り込んでしまったようです。
思いっきり、思い当たります。
こうなると、もう落ちないみたいです。
初めて手にした時は、使ったら、すぐ洗い、錆が出ないようにお手入れもしていました。
だんだん、雑な扱いになっていました。
あんなに欲しくて買ったのに、あの頃の気持ちを忘れていました。
古くなっても、汚れが落ちなくても、これからも愛用します。
この重さに耐えられず、洗えなくなったら、その時は考えさせてください。