自分で考えて自発的に行動する子に育つために親が意識したい3つのポイント | 【横浜都筑】ぐちゃぐちゃ遊びの親子教室本店ぐちゃラボ/日本乳幼児遊び教育協会

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横浜市都筑区0~3歳の子どもとパパママがのびのびと楽しめる乳幼児教育×遊び×アートを融合させたぐちゃぐちゃ遊びを行っています。絵の具・粘土・新聞紙等をダイナミックに使い創造力と挑戦する心を、ぐちゃぐちゃ遊びで指先を刺激し脳の発達を促します。

●自分で考えて自発的に行動する子に育つために親が意識したいポイント

 

こんにちは。日本乳幼児遊び教育協会/ぐちゃぐちゃ遊びの親子教室ぐちゃラボの会田です。

 

 

子どもには自主性を持ってほしい!

自分で考えて行動できる子になってほしい!!

 

そんな願いを持っていませんか?^^

 

 

今日は、そんな『自分で考えて自発的に行動する子』に育つために親が意識したい3つのポイントをお話します。


 

1.きっかけを与える

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子どもが自分で考えたりできるようなきっかけを与えるのは、親ができること。

 

子どもは親がなにもしてくれないと

いつまでもベビーベッドの中、おうちの中・・・と「いつも同じ環境」になってしまいます。

いつも同じであることは、子どもに安心感を与えるためすごく重要ですが

それはなにもしない、ということではありません。

親は子どもがこんなことに興味を持つかな?こんなの好きかな?と思うようなものに触れられるようなきっかけを与える必要があります。


でも、そのきっかけづくりはするものの

 

実際に子どもが興味を持つかどうかは別問題!!

 

これはどんなに工夫しても、大人から見たらとーーーっても楽しそうなものだとしても

子どもが興味を持つかどうかは五分五分。いえ、もっともっと確率は低くなります。


でも、そこであきらめずに根気よくきっかけを与え続けられるのは親だけ!

 




2.時間を与える

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子どもがなにかに取り組み始めるまでには意外と時間がかかることが多いです。

そんなときに大人が

 

「ほら!やってみよ!」「せっかく来たんだから!」とすぐに行動するように促したり、強制したりすると

子どもは自発的に行動するのではなく、

大人の指示を待つようになってしまいます。

 

いわゆる指示待ち人間ですね。


子どもにきっかけを与えても、すぐに興味を持つとは限りません。

教室でもはじめの30分は見ていたけど最後15分は思いっきり楽しんだ!という子はたくさんいます。

そんなときに親が焦らずにその30分待てるかどうか。


30分ともならず、楽しみ始めるまで数回かかる子もいます。

 

ついつい親は子どもに口を出しすぎてしまいます。

 

先ほどの

 

「ほら!やってみよう!」

 

「せっかく来たんだから!」

 

だけではなく

 

ほかにも事細かに子どもに注意をしてしまったり...

 

「おくつを履くときは座らないと!」

 

「靴を履くときは右手じゃないとうまくはけないでしょ」

 

「ほら、お口からごはんこぼれてるよ」

 

「食べる時は前向いて」

 

「すべりだい上るときは、ここちゃんと持って」

 

「こっちの石よりこっちの石のほうが大きいよ」

 

などなど...。

 

 

すこーしだけ口を出さずに、ちょっとだけガマンして待ってみましょう^^

 

そうすると子どもは時に失敗もするかもしれません。

親としては「せっかく●●したのに」と思うこともあるかもしれません。

でも、そこで親が待つことで、子どもは自分で考えていくようになります。


子どもが興味関心を示すまで、子どもが気づくまで親がどれだけ待つことができるかどうか

 

 

ここに子どもの成長がかかっています。

 

 

3.安心感を与える

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子どもがぐんぐん成長するために必要なのはなによりも安心感です。

 

心の安全基地と言ったりしますが、子どもは失敗しても、なにかトラブルがあってもここに戻ってきたらいいんだ!

 

と思えるからこそ、どんどん挑戦することができます。

大人のいうことを聞いていたら失敗は少なくなります。

 

だから安心感がない子は、大人のいうことを素直にきく一見いい子にも育ちがち。

 

それが子育てで良いと思っているとどんどん子どもは、恐怖から指示待ちになっていってしまいます。

 

 

なんでも大人のいうことを聞く指示待ちの子に育てたいなら恐怖心でしばりつける。

 

反対に、

自分で考えて自発的に行動する子に育てたいのでしたら、なによりも親が子どもの安心感を培います。

 

 

なにか失敗しても親やまわりの大人が助けてくれる。見守っててくれる。

そんな安心感です。

 

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「子どもに成長してほしい!」「考えられる子になってほしい」と願うばかりに、実はプレッシャーをかけてしまってる方もいます。

子どもがなにかを言う前に

 

「なんでこうなると思う?」

 

「これはどうなると思う?」

 

「このあとどうなったんだっけ?」

 

などなど質問攻めにしてしまうパターンです。

 

 

 

子どもが質問するのは『なんでなんで期』といって2~6才くらいによくあることですが

 

親の悩みに『なんでなんで期がツライ...』という方もよくいらっしゃいます。

 

質問に答えなきゃ…というのは一種のプレッシャーになり、苦しみを与えることにもなるんですね。

 

 

大人がされてイヤなことを子どもについついしてしまう。

 

親が子どもに「なんでなんで」とプレッシャーを与えてませんか?

 

 

子どもの質問に親が答えるのはOK!

 

このとき、毎回正確な答えを言う必要はありません。

 

一緒に考えるのも素敵ですし子どもが「●●ってなんでこうなるの?」と聞いてきたことに対して

 

「●●ちゃんはなんでだと思う?」と聞くのもいいですね^^

 

とはいえ、これも毎回だとプレッシャーがかかります。

 

時に「ママは●●だと思ってるんだけど、●●ちゃんはどう思う?」みたいにご自身の意見もはさめるといいですね。

 



でも、大人が子どもに質問攻めするのはNG行動の1つです。

 

子どもが自分で考えて自発的に行動するために、最も大切なのは安心感といっても過言ではありません。

 

 

 

 

きっかけをつくって

 

時間をゆったりと持ち成長を待ちながら

 

親子の安心感を育む。

 

 

特別なことはしなくて大丈夫。

この3つを意識して『自分で考えて自発的に行動する子』に育ててくださいね^^