私の今おかれている状況を心配してくださり本当にありがとうございます。
私がなぜ「やむなく」…と思ったのか、書き留めておきます。
四年半ほど前の出来事をふりかえりつつ。
大きな大きな絨毛膜下血腫があり、診察即日で仕事はドクターストップ。絶対安静の日々となり、年度が変わって私の仕事を引き継いでくれた後輩がいます。
結果休職は半年間。お空に還し、復職するまでに仕事の道を作ってくれていました。
当時のことはごく一部だけしか私の本当の事情を知りません。その後輩も「知らない」一人。
表向きには「体調のことで…」です。
だから、私の復職を「元気になってよかったです!」と喜んでくれていました。
その後輩が、先週から2ヶ月休職です。
最近少しだけお腹が目立ってきたかな。もともとスレンダーだったから。
でも、彼女の希望で公表はまだにしていました。
私もなんとなくですが、その方がいい…と、彼女の様子から感じていました。
出勤したらすぐに別室に呼ばれました。
私の直感。
………。
私は彼女を抱き締めて泣きました。
初めての妊娠。
夢や希望、描く家族の姿があったことでしょう。
でも、佳楓の時と同じ「産声を聴くことのないお産」をしなくてはならない。
陣痛の痛みの先にある「産声」という喜びを経験できない彼女ご夫婦を思うと。
私にできることは「彼女の心と体を休ませてあげる」こと。
今この瞬間をどんな想いでいるかと思うと、佳楓の時と重なります。
涙が止まらないだろうに…。
だから、今度は私が彼女にお返しをする番です。
投薬治療をためらっていた私。
通院を続ければ、投薬せざるを得ない。
休職になるかもしれない。
先日のお盆(こちらは7月です)、実は夢に佳楓が出てきました。
佳楓の名前を入れた花文字を書いてもらったのもそんなことがきっかけでした。
佳楓をお空に還してからの約四年半は、不思議なことが続いています。
佳楓からのメッセージを受け取りながら今日まできました。
去年、検査目的の手術をした時も近くに感じていました。
気になっていたところのCT検査に踏み切れたのも、佳楓のおかげかもしれません。
だから、今回の状況になったのも、何か意味があるのではないかと感じています。
私なら、彼女の復職をサポートしてあげられるかもしれない。
残業がひどく、体調も万全ではない。
正直言って、佳楓の時のことがフラッシュバックしていて気持ちが不安定です。
でも、やるしかない…。
この想い、ただ一つです。