私のX(旧Twitter)では先行して公開していますが…
12月13日終了時点のデータがまとまったので発表!

 

 

はじめにこの日の開催競馬場ごとの最長不倒から!

  • 中山・・・1,352,730円(第6レース・藤原菜々花アナ)
  • 阪神・・・99,420円(第4レース・三浦拓実アナ)
  • 中京・・・2,118,230円(第12レース・山本直也アナ)
 
そしてこの日の最長不倒ベスト5はというと…
※ホームラン(100万円以上)だった場合は前回達成時期も
 
第1位 2,118,230円(中京第12レース・山本直也アナ)
※11月16日京都第8レース以来のホームラン
第2位 1,352,730円(中山第6レース・藤原菜々花アナ)
※9月15日中山第1レース以来のホームラン
第3位 475,770円(中山第10レース『アクアラインステークス』・米田元気アナ)
第4位 204,380円(中京第9レース『つわぶき賞』・山本直也アナ)
第5位 158,580円(中山第11レース『常総ステークス』・米田元気アナ)

 

10万円以上の払戻金はベスト5に収まっているものの中山と中京が『突き上げ』になるような値動きで阪神はこの時期特有の『餅つき競馬』とは程遠くなってしまった。

ランキングに載らなかった中で阪神の最長不倒になった三浦アナを除く最長不調は次のとおり。

  • 阪神後半・小林雅巳アナ・・・62,020円(第10レース『赤穂特別』)
  • 中京前半・中野雷太アナ・・・90,910円(第2レース)

中野アナこそ『荷もたれ』のような上げ一服に終わってしまったかもしれないが小林アナは6万円超えで伸び悩む格好となり『出会い難』のような板の合わない安値に終わってしまったか。

 

 

ではリーディング争いはというと…

万馬券打率で直也アナが首位に返り咲いた。その一方で中野アナが第9位まで順位を下げた。

本塁打は直也アナが2位以下をさらに引き離し、藤原アナも第7位タイまで追いついた。

飛距離の2部門に関してはランキングは動かなかった。

 

 

続いてWIN5

 

まずはこの日の単勝オッズの流れを整理すると

 

20.3倍→4.6倍→2.3倍→29.0倍→5.4倍

 

突飛高的に米田アナが単勝オッズを飛ばすような形となり最終結果も7,319,460円と3ベースヒットのような決着に。

 

それを受けたリーディング争いは…

ランキングこそ動かなかったものの直也アナが4000万円を割ってしまった。

その直也アナが首位を守り3000万円超えは第2位の直アナも。2000万円を超えている米田アナ→小林アナの順でさらに追っている。

 

 

なお、12月14日の各実況アナごとの個人の感想的に考えられる馬券戦術に関してはこちら(↓)の記事のほうに書いてあるので、一読いただければ幸いである。

 

 

 

 

今回の備忘は早耳にしておかなければならない事情があり先日発表された新規調教師試験合格者のうち騎手出身者の2名に関して書いておきたい。

 

まず藤岡佑介騎手から先に。

2024年に騎手生活を送っていた弟の康太さんを落馬事故で亡くしており、これからというときに先立たれたこともあり阪神競馬場には石碑が建立されその近くにはベニユタカが植樹されている。日刊ゲンダイ競馬のアカウントに合格を受けたメッセージも含め当該モニュメントがポストされていたのでリンクを貼っておきたい。

 

もしも康太さんが生きていた場合、主戦騎手で起用されるか調教助手への転向になるかはわからなかったとして『兄弟による厩舎運営』も可能であっただけに惜しい人を亡くしたと改めて感じた。日刊ゲンダイ競馬のポストにジーンとくるものを感じた方も多かったようである。

 

もう一人、和田竜二騎手。

この世代の騎手は福永祐一調教師に代表されるように『花の12期生』と呼ばれ双子デビュー(柴田大知:現役・未崎:引退し現在は調教助手)やパラ馬術競技に転向した常石勝義氏、ホースコラボレーターの細江順子氏などかなりの個性派ぞろいであり一番早く転向している高橋亮調教師を含めれば3人目のトレーナー誕生という計算。

また、和田騎手の師匠だった岩元市三元調教師もあの『世紀末覇者』テイエムオペラオーに近づく馬を輩出してほしいとのエールを出したようだが、

 

ゾウたん的観測を言ってしまうと、岩元調教師を贔屓にしていたオーナー界隈であれば和田騎手の合格に関しては厩舎開業後はこれまでよりも預託がやりやすくなる観点から『待ってました!』って声が強いのではと思う。ある意味『岩元人脈』を取り込んでトレーナーとしての躍進を狙ってもおかしくなさそうだが…