6月19日のさきたま杯、圧勝とは言わないまでもレモンポップの勝利に終わった。この予想については後日振り返るとして…

 

私はこの際にウチのビバリー(リバティアイランド)が制した秋華賞の予想を『見』にして撤退したことを思い出した。メンタル的にもふんぞり返ったような感じであの経験が活かせなかったのかと時々後悔もするように(その当時の決断についてこのブログに残していたのでリンクを貼っておく)。

 

 

ここ最近、単勝1倍台の馬がいるGⅠとかの際に解説者界隈が『波乱予想は悪だ』『逆張りするなら競馬をやめろ』なんて風潮を感じるようになり自問自答することが時々ある。そう感じるならさっくりやめたほうが筋なのだが、ウチのじゃじゃ馬女子(エールさん:メイケイエール、リフたん:リフレイム)もこの風潮には違和感を感じており、その辺についてどう感じているのか2頭から話を聞いてみることに。

 

 

 

 

 

―――2頭とも、絶対的1番人気の馬がいるGⅠの際に波乱の予想を許さない風潮があるって聞いたんだけど。

エールさん(メイケイエール):そうなの。新聞紙面もそうだしテレビやラジオの解説の現場ですら『大本営発表』みたいな風潮で人気に仕立て上げるの気持ち悪いと思うわ。

リフたん(リフレイム):そんな時に限って『本命は1番人気以外邪道』的な印象って強そう。穴馬で一獲千金狙いたい人に失礼な気がしてならないわ。

 

―――そのために必要なことってどんなことかな?

リフたん:たしかご主人様秋華賞の予想から撤退した際煮詰まったか何かでnoteのほうにこんなこと書いてたよね。

 

 

リフたん:私もご主人様暇な時間に聴くことある投資情報番組での告知事項聴くけどあの競馬版を競馬中継や競馬展望番組にも取り入れてほしいわ。

エールさん:そうだわ。『馬券の購入に際しましてはご自身の判断でなさいますようお願い申し上げます。』って感じで。ブロガーの界隈でもそんなお願い書いているの少数のようだし。あと、絶対的な1番人気があったところで穴馬に本命印が打たれてもリスペクトしていく精神が競馬予想の世界には必要だと思うわ。

リフたん:『競馬に絶対はない』って言葉あるくらいだし姫さん(アーモンドアイ)だってメディアでの解説者の誰もが絶対に勝つ保証があるように言われていた2019年の有馬記念で9着に負けたんだからね。中央も地方も関係ないはずよ。

 

 

『波乱予想へのリスペクト』『馬券は自己責任で』

この2つというのは競馬予想に関する大鉄則の根幹なのではとゾウたん的には思うのだがよくぞ2頭は言ってくれたと感心した。ある意味予想したらその馬に関するオッズだけ読んであとはおしまいというのは失礼なのではないかと思っている。やはり馬券購入に関して最後に自分の推し馬を決めるのはファンの手であるのでその辺の自己責任が問われることが中継や展望番組には欠けているのではないかとしさしているようであった。

 

 

話は変わって、2頭は聞き捨てならない話を聞いたのかこんな会話を交わしていた。

 

 

エールさん:あと、聞き捨てならないことって見かけるようになった。『地方競馬の複勝は買うな』という論調。私、あれって競馬初心者を冒涜しているんじゃないかって思うの。

リフたん:それってアタシも許せない。そんなこと言ってたら地方競馬と言えども売り上げに響くし『当てることが大事』って信念のファンにも失礼極まりないと思うわ。

エールさん:『当たる喜び』にこだわっている人だっているのに私も『馬券は儲けてナンボ』的な発想しかできない人って心が狭いと思うわ。ロマンで複勝馬券買う人いたらそんなこと言って納得できるのかと思うと絶対違うと思うわ。

リフたん:『トリガミでもロマンにこだわる』ってひとがかわいそうな気がしてならないわ。そんな人にロマンを求めるのは邪道だとでも言い切るのかしら。私なら『競馬初心者こそ地方競馬の複勝から』ってビギナーズセミナーみたいなもので教えるのだって許されると思うわ。

エールさん:そうそう!初心者が練習用でも複勝馬券買って100円元返し覚悟で挑戦しても売り上げに貢献できるのには変わりないと思うわ。馬券による利ザヤ重視で論調するべきでないと思う。

 

 

さすがに聞き捨てならない論調を目にしたエールさん。

ウチも2頭と同感で当たる喜びを楽しむのと馬券購入の練習の一環として初心者こそ地方競馬の複勝を買うよう勧める考えは同じである。儲かることも大事だが儲かる以上にロマンやドラマを求める人だっているはずだし地方競馬の複勝馬券に対する売り上げ増加策が各主催者ごとに行われてもウチは何の異論もないと思うのだが…