2023年9月の耳目社の実況アナウンサー陣の南関東トリプル馬単荒らしの状況が集計できたので発表!
※なお、台風の影響による中止で全返還となった分9月8日大井は集計から除外した。
飛び石にはなるが大井・浦和のファンタスティックリレーがあったとはいえ各アナウンサーがバランスよく日数的に実況した形。
鈴木アナが笠松勤務にも日数を捌く中船橋で高値安値の独占となった。大川アナも浦和で高値安値の独占にはなっているが川崎と船橋で実況従事がなく次にあげる第3四半期トータルを見ないことには傾向は読みづらい。また、キャリーオーバーが全部で2回しかなく、泉アナの900万円超えが9月は際立った。
安値は前述の鈴木アナが船橋で最安値。大川アナが10万円を割ることはなかったものの安値に当たらなかったような印象もある。川崎では1万円割れの安値は出にくかったということか。
8月初っ端の高値が決まり山中アナが平均でも首位。キャリーオーバー回数は大川アナが3回で首位。その割に飛距離で第2位に甘んじたのは船橋での安値が影響しているようだ。川崎で最高値最安値の記録がなく、川崎では荒れず堅くならずの安定的な値に終わったようである。
今回は、第3四半期分の高値と安値のトップ10をまとめた。
まずは高値から(第9位までキャリーオーバー・赤字表記)
第1位 53,605,650円(8月1日大井・山中アナ)
第2位 18,315,143円(7月17日浦和・鈴木アナ)
第3位 12,523,049円(7月31日大井・大川アナ)
第4位 11,327,337円(7月11日大井・百瀬アナ)
第5位 10,744,776円(7月26日川崎・鈴木アナ)
第6位 10,642,128円(7月13日船橋・山中アナ)
第7位 9,476,985円(9月5日大井・泉アナ)
第8位 7,884,471円(8月28日浦和・大川アナ)
第9位 5,923,484円(9月19日浦和・鈴木アナ)
第10位 3,162,272円(8月2日大井・泉アナ)
鈴木アナが最多の3回ランクインしているが各アナウンサーともランクイン数でバランスが取れた感じ。キャリーオーバーではなくとも第10位の泉アナのように飛ばせる回も。山中アナの5000万円超えがここは際立った感じか。1000万を割るキャリーオーバーでも3回のランクインはあるが割と平穏な感じになったようだ。高値は大井で出やすい傾向がうかがえる。
続いて安値のほうは…
第1位 3,921円(8月8日船橋・大川アナ)
第2位 4,034円(8月14日浦和・大川アナ)
第3位 4,698円(7月20日浦和・百瀬アナ)
第4位 6,159円(9月29日船橋・鈴木アナ)
第5位 8,211円(9月17日大井・山中アナ)
第6位 8,248円(9月11日川崎・山中アナ)
第7位 9,899円(9月22日浦和・泉アナ)
第8位 11,058円(8月5日船橋・百瀬アナ)
第9位 12,982円(9月1日浦和・山中アナ)
第10位 13,953円(9月4日大井・百瀬アナ)
こちらも百瀬アナが3回ランクインしているとはいえ各アナウンサーでランクイン数的にもバランスが取れた形。何か山中アナに両極端に出やすい傾向が見えている。1万円を割るレベルだと大川アナに安値が出やすいのがこの四半期だったようだ。
それでは、9月までのトータルはどうだったか見てみたい。
平均で百瀬アナが首位、キャリーオーバー回数で鈴木アナが首位。8月の最高値も効いて山中アナが高値のトップ。最安値は大川アナが記録中。浦和で最高値が出にくく、大井で最安値が出にくい傾向が今年の場合トレンドになりそうだ。
一応(拙いが)、今回はJBC3競走が大井開催であるため、そのはるか先での大井でのデイ開催も含まれると思われる来年3月まで見据えた個人の感想的なトリプル馬単の戦術を書くとこうなる…
大川アナ→基本全場キャリーオーバーに注意。高めなら穴馬から1番人気の2着固定で流して、低めなら上位人気3頭のBOXか。
山中アナ→船橋以外でキャリーオーバーに注意。基本的に人気馬1着固定で穴馬に流す形で。
泉アナ→浦和以外でキャリーオーバーに注意。高めなら穴馬3頭、低めなら上位人気3頭のBOXで。
百瀬アナ→どこでキャリーオーバーが出るか不透明。印の◎○△でボックスを組むのが筋かも。
鈴木アナ→川崎と浦和でキャリーオーバーに注意。高めを狙うなら穴馬3頭のBOX。低めを狙うなら1番人気を1着固定に上位人気2~3頭に流して。
実は、11月3日のJBCが大井開催であり、当日の対象レースの構成にもよるが当日はおそらく3競走を対象にしたトリプル馬単を発売するのが最有力のようであり、過去金沢で開催されたJBCの際3人のアナウンサーが分担する措置が取られたことを踏まえた場合、集計開始後初の『実況人員でその日の結果を按分する』初のケースが発生することになる。そうなった場合に4ケタの結果に終われば最悪の場合用いる各アナウンサーごとの値が3ケタという事態も想定しなければならない。このシリーズを始めて集計開始後初の試練が訪れてしまう。独自データとはいえ集計にあたる一競馬ファンとしては平均的な結果以上に終わるに越したことはないが…
↓↓↓こちらの記事に集計ルール掲載しています↓↓↓