今年のそのだ金曜ナイターの開幕に合わせ、ラジオNIKKEIの大人気番組『うまきんⅢ』のリスナーを卒業した。もう半年が経過しようとしている。
リンクの記事をお読みいただければわかると思うが、『落雷予想』や『たれかつ予想』による『買ってはいけない』という風潮でメンタルを崩し、エア予想と言えども自分の競馬ライフが狂うきっかけになったのが卒業の理由である。
実際、番組に戻りたくなったことは幾度かあるのだが、これ以上メンタルを壊してはいけないとの自戒の思いもあり、一切番組の音源は耳に入れないようにしているし、SNSに書かれた内容が載ったとしても見なかったことにしている。ある意味99.9%遮断した状態で金曜の夜を過ごしている。
実は、それと入れ替わるような感じで、だいぶ前からかもしれないがラジオNIKKEIの競馬実況webに掲載されていた『万馬券リーディング』の記事がすっかりなくなっていたのだ。足しげく小林雅巳アナが万馬券打率を集計していたのが小塚歩アナの担当に変わったとたんパタリと止まったのである。その公式のデータは今年の1月の東西の金杯の中継の際の番組情報が載った際にようやく2022年分が出ているが、その後ラジオNIKKEIのアナウンサーが作成するデータに関しては番組ブログにも音沙汰がない。
ここまで私も開催日ごとにデータをまとめてアメブロに掲載するのを継続のモチベーションにしていたが、このような事象が続き、『うまきんⅢ』の卒業もきっかけになり、『開催日ごとにデータを出す』ことにこだわりを持った感じで継続していくことになる。X(旧Twitter)に
『#穴ウンサー』
とハッシュタグを入れて皆さんに一つの『作品』『成果』的なものとして提供していきたかったのもその理由である。
馬券を買わない競馬好きとして何ができるか?
私の場合、それは、
誰の実況が荒れやすいか開催日のたびに追いかける
それが今では答えになっている。
もう騒音でしかない『うまきんⅢ』という番組を卒業した以上、『落雷』や『たれかつ』なんて予想は『それがどうしたの?』と雑音として構えることができるし、SNSでは完全ミュートしてタイムラインに万一流れてもそのポストに関しては見なかったことにしている。そんなことより『穴ウンサー』を追いかけることのほうが自分らしい競馬中継の楽しみ方だと思うようにしている。
あと、邪道に思われる方もいるかもしれないが、
『万馬券のエンタメ化』
というのも『穴ウンサー』を追いかける根本にはある。小林アナが執筆していた時代には、『年度代表穴ウンサー』という『その年最も馬券を荒らす実況をしたアナウンサー』というタイトルを決めていたこともあり、その点からも『万馬券のエンタメ化』の必要性を感じていたことも背景にある。
そして私の取り組みが実を結び、『実況アナで高配当を狙う』というストラテジーが各専門紙レベルで確立されるその日までは、このデータの掲載は続けていく方針である。それは、今の私の場合アメブロを続ける一つのモチベーションにもなっているので。