2023年3月の耳目社の実況アナウンサー陣の南関東トリプル馬単荒らしの状況が集計できたので発表!
2月の反動で鈴木努アナが10日実況しているにもかかわらずキャリーオーバーが出ず平均でもシンガリに終わった。一方これまでと違い山中寛アナに今年初のキャリーオーバーが大井で飛び出し1200万円台を叩き出した。しかしこれをはるかに上回ったのが百瀬和己アナで船橋で積み立て込みの5000万円超えを叩き出し本命でも断然の首位獲得。
安値は山中アナが川崎で1万円を割る結果に。山中アナは3月23日の浦和でも9,014円と1万円を割り、高値と安値のアンバランスで平均第4位に甘んじる結果になった。安値で30万円台に乗せている百瀬アナと大川充夫アナが平均のワンツーにつける格好に。
3月までのトータル、というか第1四半期も終了したのでそのデータなんぞを。
長年トリプル馬単をお買いになっている方なら個々のアナウンサーでキャリーオーバーと堅く収まった際の落差についてはご存じの方も多いと思うが、この第1四半期に関しては(ゾウたん的には)両極端に出るアナウンサーはいなかったように感じる。百瀬アナが高値も安値もバランスよく荒らすような感じになり、これに鈴木アナが平均第2位で続くような格好になったか。キャリーオーバーの出だしで遅れた山中アナの平均最下位は致し方無いといった方がいい。馬単単体のオッズの高いところで狙うのであれば百瀬アナか鈴木アナ、オッズ的に堅実な線を狙いたい場合であれば泉悠介アナか山中アナの実況機会を狙うのも馬券戦術的な筋になりそう。大川アナに関しては単勝オッズが割れるような混戦激戦の機会を捉えることになりそう。
今回は、第1四半期終了ということで、高値(キャリーオーバーだが)安値のトップ10をまとめてみた。
まずは高値から(すべてキャリーオーバー)
第1位 50,813,329円(3月15日船橋・百瀬アナ)
第2位 48,043,513円(2月13日浦和・鈴木アナ)
第3位 17,741,283円(1月16日船橋・大川アナ)
第4位 14,018,088円(1月6日川崎・鈴木アナ)
第5位 13,585,068円(1月31日川崎・百瀬アナ)
第6位 13,204,394円(1月13日浦和・百瀬アナ)
第7位 12,835,466円(3月14日船橋・泉アナ)
第8位 12,666,962円(3月28日大井・大川アナ)
第9位 12,603,164円(3月7日大井・山中アナ)
第10位 11,987,115円(2月22日大井・大川アナ)
トップ10には百瀬アナと大川アナが各3回、鈴木アナ2回、泉アナと山中アナ各1回ランクイン。3回ランクインの2人の場合はキャリーオーバーのリスクも馬券戦術に考慮した方がよさそう。
続いて安値のほうは…
第1位 6,472円(3月1日川崎・山中アナ)
第2位 9,014円(3月23日浦和・山中アナ)
第3位 11,748円(3月17日船橋・泉アナ)
第4位 15,446円(2月16日浦和・山中アナ)
第5位 18,593円(1月4日川崎・山中アナ)
第6位 29,997円(3月22日浦和・鈴木アナ)
第7位 30,712円(2月14日浦和・大川アナ)
第8位 32,481円(3月10日大井・鈴木アナ)
第9位 35,108円(3月16日船橋・鈴木アナ)
第10位 40,241円(1月2日川崎・泉アナ)
こっちの10傑に百瀬アナの名前がなく、安全牌的な狙いなら百瀬アナの実況機会は狙わないのが馬券戦術の筋になりそう。山中アナが4回ランクインしているように(前述と重複になるが)堅実な配当を狙うなら山中アナの実況機会を狙うのが中心になるかもしれない。
新たな実況人材の確保なのか次なる地方競馬場での実況受託に備えるのかはわからないが耳目社は実況アナウンサーの募集を始めたらしく、これにより新規に南関東での競馬実況に従事するアナウンサーが入ってくればこのランキングも新展開することになりそう。それに乗じたのか対抗したのか知らないが中央競馬を手掛けるラジオNIIKKEIも競馬実況従事を前提に2024年卒の新卒求人としてアナウンサー募集の告知を出したらしく(そのサイトのリンクを貼る)、競馬実況の担い手をめぐる綱引きも始まったようである。
耳目社にしても、3月に金沢が開幕したことで現在実況従事する5人のアナウンサーの人的流動効果が笠松も含め活発化するため、『誰の実況でトリプル馬単の高配当を狙うか』の戦術も変化することが想定され、ウチ的にも引き続き追いかけていくことにしたい。
↓↓↓こちらの記事に集計ルール掲載しています↓↓↓