今日は、信用時代の秘訣『個人憲法』についてお話します。

『憲法』って、なかなか普段気にする事って無いと思いますが、法律みたいなものでしょ?って、なんとなーくイメージを持っていると思います。

半分正解で半分不正解
法律みたいに守らなくてはいけないものですが、法律みたいには簡単に変えられないもの

『最高法規』と表現され、憲法に反する法律はつくれません。
例えば、憲法に『基本的人権』なるものがあります。そのため、犯罪者には人権を与えないという法律はつくれないので、犯罪者であろうとも人権が守られているんですね。

つまり、全てのルールは憲法を基準につくられているのです。

さぁ、ここからが本題です!
皆さんにも自分ルールがあると思いますが、憲法はありますか?
ほとんどの人が明確な憲法は無いと思います。ある程度の自分条例くらいだと思います。

さぁ困った。
憲法が無いのに、条例をつくってしまってる。
そうなると不具合が発生してしまいます。

例えば、頼まれた仕事は必ず受ける!って言う仕事中心ルールだと、先方に頼まれた悪条件を引き受け、上司に頼まれたしょうもない事を引き受け、仕事が溜まり、夜遅く帰る毎日の中、家族を犠牲にしながら、疲労を溜めていき、体調を崩してアテにされなくなる。アテにされなくなり、気が病んでしまう。

これは仕事に依存した条例がもたらしたシステムエラーです。

こうにならないように、まずは自分の人生を軸に個人憲法で自分が大切にすべきことを決めます。
(例えば)
第一条 自分がワクワクすること
第二条 健康であること

こうする事で、自分がワクワクしない事である、悪条件の仕事を断ったり、誰にでもできるしょうもない事を断ることができる。また、健康を考え特に仕事はないけど、みんなが残業してるから、自分も残るといったことが無くなり、体調を崩すことが無くなる。

つまり、個人憲法とは自分の人生の核となる決まりであり、断片的な決まりではない。
これがあることにより、その場で悩むことは無くなり、やりたくない事にはNOと言えるようになる。

感情で判断しなくなるため、どんな相手にも平等に接することで、それが信頼と変わり、結果として頼りにされる人間へと変わっていく。