朝、ふとTwitterのタイムラインを見たら「チケット譲ります」のRTが。
それまでこのコンサートの存在すら知らなかったけど、
よく見たら自分にぴったりのコンサート。
これは神のお告げで、行くしかないと・・・
Twitterは信頼のおける人と人が結びついているという前提に立つとき、
かなり使えるソーシャル・メディアだと言える。

さて、指揮はベルリンフィルとの演奏会で話題の佐渡裕さん。
不思議なもので、ベルリンフィルを振っただけで
マイスターとしての箔がついた感じがする。
指揮ぶりはまさにパフォーマンスで、その姿を見ているだけで
退屈することはありません。
演奏は兵庫芸術文化センター管弦楽団と
マーラー・チェンバー・オーケストラ(MCO)との合同演奏。
ぼくがMCOを初めて聴いたのは、ユジャ・ワン(Pf.)との共演で、
ラフマニノフ、ピアノ協奏曲第2番のCDだった。
指揮はクラウディオ・アバドで、このオーケストラの生みの親でもある。
実にこの感傷的な協奏曲の見事な演奏を聴かせてくれた。
いつかは、ライブで聴きたいと思っていたのだ。
今回の原発震災の影響で、来日をキャンセルする演奏家が多い中、よく来てくれました。感謝
メゾ・ソプラノはミシェル・デ・ヤング。各地からオファーの絶えない世界的歌手。
女声合唱/オープニング記念第九合唱団
児童合唱/大阪すみよし少年合唱団

演奏曲目は、マーラー/交響曲第3番 ニ短調。
1896年夏、シュタインバッハの湖畔の地で作曲された、マーラーの前期の集大成であり、
20世紀までの管弦楽曲の集大成といっても過言ではない。
マーラーがこの世のすべてのことをこの音楽に込めた。
ブルーノ・ワルターが避暑地シュタインバッハを訪ねたとき、マーラーは
「あなたはもう(この美しい風景を)見る必要がないんです。
だって私がすべて音楽にしてしまったのですから」と語ったという。
それだけ、いろいろな要素がぎっしりと詰まった曲。
最後のアダージョはまさに天上の音楽で、こんな音楽に包まれて
あの世に行ければいいだろうなぁ・・・と思わせてくれる。
そんな音楽で、まだ未体験の方はぜひ聴いていただきたいと思います。
今回の演奏会、この大曲を見事に演奏してくれたと思います。
弦、木管、金管、打楽器すべてがうまく溶け合っていた。
ホルン、トランペット、トロンボーン、オーボエ、
フルート、クラリネット、ヴァイオリン。
すべての首席奏者は、ソリストとしての能力を
要求されるのだが、見事に演奏してくれた。
ミシェル・デ・ヤングも表現力が見事だし
合唱団も良かった。すべて良かった。
実は、去年、マリス・ヤンソンス指揮、ロイヤル・コンセルト・ヘボウ
をミューザ川崎まで聴きに行ってきたのだが、
それに勝るとも劣らない演奏でした。
この、コストパフォーマンスの高さといったら・・・
コンサートホールも木張りでできているため
落ち着いた響きを聴かせてくれる良いホールでした。
少し遠いけど、また機会をみて聴きにいきたい
と思わせてくれるホールでした。







































