10月になりました。

アトリエ教室のウエルカムコーナーを

「輝く果実」をテーマにディスプレイしました。


なぜ 輝く果実 なのか?
この作品を描く時、輝く絵の具 つまりメタリック絵の具だけを使用したからです。
ある秋の日でした。
果実を描こうかな。スケッチも、デザインさえも起こさず、自由気ままに気持ちの赴くままに描いてみよう。
その時思ったのです。この作品は見本用に描くのでは無い。
だから、インストラクション(説明書)を作る必要も無い。
自由気ままに、絵の具も色彩学のセオリーも考えず、乗り!で描いてみよう。
絵の具箱を覗いたら、未使用のメタリック絵の具がたくさん有りました。
お試し好きの私、各メーカーの金色、銀色はもちろん、真珠色シリーズとか
まさに色々持っていたのです。
どんな色か試しながら、ひと塗りふた塗り。
こんな光り方だと思わなかったよ、じゃあ この色はどうかな?
美味しそうじゃ無くていいんです。金属の果実に見えたら面白い!
また、ひと塗り、ふた塗り、、、、、
愉しく メタリック絵の具と遊びました。

左半分は、メタリック絵の具ではないアクリル絵の具で描いた作品と、油絵の具で描いた作品です。こちらは、美味しそうに かつリアリティーを大切に描いています。

作品を見ると 描いていた頃の気持ちが甦りますね。
久しぶりに「輝く果実」を見て、正解の無い世界、どこが完成形なのか解らない不安、描いちゃった!という満足感、パッション、、、最近忘れている 様々な感情を思い出しました。
明日は、絵の具箱のメタリック絵の具を取り出してみようと思います。
カチカチに固まっていない事を祈りながら、、、。



小さなアトリエ···工房Chieからのお便りでした。