Rosemaling(ローズマリング)は、北欧ノルウェー発祥のフォークアートです。
厳しい風土の中で生活する人々が憧れ、イマジネーションして躍動的な「自然」をテーマにしています。
そのスタイルは地方ごとに特徴があることから、地方名がそのスタイルの名称となっています。
今回は Gudbrandsdal (グッブランスダール)Style
をご紹介します。
◼地理
グッブランスダールはオップラン地方の肥えた渓谷で、ノルウェーの最も高い山々を控えている場所です。
長く横たわる谷間と山岳地帯のこの地方は古くから素晴らしい木彫りで名高い所でもあります。
◼特徴
CとSシェープのアカンサスの枝にギザギザの葉は、シングル又はペアで向かい合う形のスクロールです。
基本的には、いろいろな花を使わないのがこのスタイルの特徴です。
アカンサスのスクロールだけで描くこともあります。
全てアウトラインと葉脈で飾られている事が多いです。
◼作品について
デザイン/Gayle Oram
ペインティング/chie
大きなスクロールのグラデーションをアクリル絵の具で描くのは、難しかったです。
アカンサスの葉のヒラヒラした部分は、描き慣れてくると楽しくてもっと描きたくなりました。
スッキリとした色調なので、生活空間に置いても主張し過ぎず、インテリアに採り入れ易いデザインだと思います。
次回 10月28日は
ローズマリングの巨匠 Gayle Oram デザインの
Telemark Styleの ツリー形ボックス をご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに🎵