今月のベルデ·アートは 「ギルディング(金箔貼り)」です。
ギルディングとは西洋における 箔装飾です。
ヨーロッパでは、伝統技法的に陶器、ガラス、家具、カリグラフィー、
部屋の内装など 幅広く装飾に使われています。
今回はオイルを使ったトールペイント作品の額縁を ギルディングした例をご紹介します。
After
銅のヤカンに合わせて 銅箔をギルディングしました。
箔を貼るには、専用の接着剤(ゴールドリーフサイズ)を塗って
少し時間をおいてから、箔を載せるのがコツです。
箔を貼って乾いた後、箔用シーラー剤を塗って酸化を防ぎます。
Before
ゴールドリーフサイズを塗って、慎重に金箔を置いています。
微風でも金箔が飛んでしまうので、息を止めて作業します。
箔には 赤斑箔、緑斑箔、青斑箔等々いろいろな種類があります。
またご紹介しますので、どうぞお楽しみに。
小さなアトリエ···工房Chieからのお便りでした。