アルフォンス・ミュシャ「四季-春」
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
今年の最初の絵はアルフォンス・ミュシャの
連作「四季-春」である。
若く美しい女性が
竪琴を奏でている。
”春”からイメージする色といえば、
平凡な私は若葉の薄い緑色、
すみれのうす紫、そしてピンクなどなど、
しかし、ミュシャのこの春は
なんとシックで上品、
そしてゴージャスなのだろう。
私がイメージする春の色など見当たらない。
描かれている女性は
とても魅力的だ。
頭に白い花冠を着け、
薄い白いドレスを身にまとっている。
そして、しなやかな体のラインが
女性らしさをいっそう強調しているようだ。
竪琴は若草と自らの髪の毛で
作ったといわれている。
その音色に引き寄せられたのか、
数羽の小鳥が近づいてきて、
さえずっているようだ。
この女性の小鳥たちへ向けられた視線は、
優しく穏やかでのどかな春を思わせる。
ミュシャは春夏秋冬の四季を描く時
必ず若く美しい女性と、
それぞれの季節に合った花や草木を用いた。
他の季節には何が描かれているのか、
見てみたい。
今晩の
「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、
ミュシャの描く春の世界に・・・・・
