トーマス・キンケード「クリスマス前の夜」
雪に覆われた1軒の家、
部屋の窓々には明かりが点されている。
この絵はトーマス・キンケードの描いた
「クリスマス前の夜」である。
とても寒そうだが、暖かい。
庭には可愛い雪だるまがちょこんと置かれ、
にこやかに、 「ようこそ」 と、
お客様を出迎えているようだ。
外灯もいっしょに、柔らかい光を放っている。
今日は”クリスマス前の夜”、
つまりクリスマスイブなのだ。
この家の中では、何が行われているのだろう。
このオレンジ色の明かりから想像すると、
幸せな笑顔がいっぱいの
パーティが行われているにちがいない。
子供たちはクリスマスプレゼントを
大切そうに抱えて。
日本の楽しく賑やかなクリスマスパーティとは、
少し違うのかもしれないが、
幸せがあふれていると想像できる。
この家の窓に明かりが無かったらどうだろう。
ただ、ただ、寂しいクリスマスを
想像してしまう。
光りを描く画家として有名なトーマス・キンケードは、
いつも絵のどこかに光を燈している。
この絵の窓の明かりも、
雪に覆われた地面にも、
明るい光が差し込んでいる。
人の姿は見えないが、
ほっこりとした温かさを感じる。
今晩の
「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、
この家を訪れて、
クリスマスイブを一緒に過ごしてみたい・・・・・
