ムンク「生命のダンス」
空にはま~るい月が、満月だろうか、
月明りの下で、
数人の男女が楽しそうに踊っている。
海辺のダンスパーティか?
この絵はエドヴァルド・ムンクの描いた
「生命のダンス」である。
連作テーマ「生命のフリーズ」の代表作の一枚だ。
「生命のダンス」とは?
ムンクは一体何を描こうとしたのだろう。
単なるダンスではない。
生命のダンスなのだ。
気になるのは両端の女性だ。
右側の女性は、黒いドレスで、
頬がこけ、少しやつれて見える。
リズムに乗ることもなく、
手を前に組み頑なに突っ立っている。
左の女性は白い華やかなドレスで
「私も踊りたい!!」と、
うらやましそうに見ている。
何と対照的なのだろう。
真ん中の赤いドレスの女性は、
もう二人だけの世界、
周囲など全く気にしていない。
とても情熱的だ。
赤いドレスの裾は
男性の足元を包み込み、
誘っているのだ。
この様に
三者三様の女性たちを見ていると、
女性の一生を見せられているようだ。
3人の女性を通して、
女性の人生における様々な段階を
表現しているのかもしれない。
若い娘時代、成熟した大人の女性、
そして老いていく時代だ。
それは誰もが通る道なのだ。
今晩の
「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、
この海辺で情熱的なルンバを・・・・・
