ヴェロネーゼ「女性の肖像(美しきナーニ)」
119x103cmの大きなキャンバスに
美しい女性が、
何という存在感だ。
16世紀のヴェネツィア派の画家には
素描派と色彩派とがあるが、
この絵を描いたヴェロネーゼは色彩派のようだ。
タイトルは
ヴェロネーゼ「女性の肖像(美しきナーニ)」である。
何度も言うようだが、この美しさに圧倒されそうだ。
少し首をかしげ何かを考えているのか
その胸の奥にあるものは・・・
絵の前にいって、どの角度から見ても、
彼女と目を合わせることができないという。
確かに、彼女の瞳はどこか虚ろだ。
それがとても気になる。
そして、彼女の服装に目をやると
とても豪華だ。
上質な青のドレス、
真珠の首飾り、
左手の薬指にはめられた指輪など、
豪華で優雅な装いだ。
このように胸元を四角い形に大きく開けたドレスは、
当時ヴェネツィアで流行していたスタイルだったようだ。
手を胸に当てるしぐさは、
伴侶への忠実さを示すポーズだとか。
いずれにしても、美しく、優しく、
豊かな心を持った女性であることに
違いはないようだ。
今晩の
「一人ぼっちのウォークマン」の旅は
この青いドレスの女性と語らいに・・・・
