ゴーギャン「四人のブルターニュの女の踊り」
四人の女性が腰に手をあて、踊っている。
ここはブルターニュ。
当時、ブルターニュといえば
フランス人が住みたい場所の
上位に挙げられ、避暑地となっていた。
この絵はゴーギャンが、民族衣装に身を包んだ
ブルターニュの女性達を描いた、
「四人のブルターニュの女の踊り」である。
この地方のポン・タヴェン村の農婦のようだが、
農作業の合間に踊って楽しんでいるのか。
この踊りはポン・タヴェン祭に踊られ、
頭には白い頭巾を冠り、
上半身は白と黒の民族衣装を着けて、
円陣を組んで踊るようだ。
これはその練習なのかもしれない。
この若い女性たちは
日常の野良着の上に、
それぞれの好みのスカートをはいている。
女性たちはとてもたくましく、
いかにもゴーギャンが描く女性のようで、
安心感さえ覚えてしまう。
ここは、パリの洗練された都会ではない、
自然がいっぱいで花が咲き、鳥がさえずり、
地味だが地に足が着いた確かな生活がある。
そして、この女性たちの
優しさと心の豊かさが伝わってくる絵だ。
今晩の
「ひとりぼっちのウォークマンの」の旅は、
このポン・タヴェン村の民族踊りの輪の中に・・・・・
