ドガ「オペラ座のオーケストラ」
ドガといえば「踊り子」だが、
この絵は踊り子が上部 三分の一に、
残りはオーケストラが描かれている。
そのオペラ座の管弦楽団を描いた
ドガの「オペラ座のオーケストラ」である。
ドガにはやっぱり「踊り子」がついてまわるのか。
舞台は、パリの有名な歌劇場のひとつ、
パリ・オペラ座。
この演奏家たちの中には
ドガの友人が何人かいる様だが、
ドガは彼らをよりリアルに描きたかったのかもしれない。
まるで肖像画を描くように。
そしてこの様に、
やや斜めの方向から描かれているので、
演奏家たちの表情が生々しく良く分かる。
頬のふくらみ、指の動き、首の傾き、視線、などなど。
この様に、一生懸命に演奏している
友人たちの姿を描いたのは、
ドガの温かい友情の表れだろう。
観ている我々も引き込まれる。
まるで、その場に居合わせているかのように。
上部には明るく華やかな踊り子たち、
下には黒服の演奏家たちの姿。
この思い切った構図が斬新で面白い。
今晩の
「ひとりぼっちのウォークマンの」の旅は、
この有名なパリ・オペラ座へ・・・・・
