モネ「ルーアン大聖堂、扉口とアルバーヌの鐘塔、充満する陽光」
モネが描いた代表的な連作の中に
「ルーアン大聖堂」がある。
ルーアン大聖堂は、
別名、ノートルダム大聖堂とも呼ばれている。
パリの西部ノルマンディー地方にある教会だ。
この建物は、ゴシック様式の建築物で、
繊細で華麗な姿はあまりにも有名だ。
モネは風景を好んで描いていたが、
人工の建物を描くのは珍しい。
この絵は昼の陽光を受けて光る大聖堂を描いた
「ルーアン大聖堂、扉口とアルバーヌの鐘塔、
充満する陽光」 である。
これほどまでに輝く大聖堂、
いったい何時ごろの光景なのだろう。
実際の大聖堂は
歴史を感じさせる古い建物のようだが、
この絵は黄金に輝き、
まるで別物のようにも見えてしまう。
余りにまぶしすぎて、大聖堂の確かな表面も
建物の構造など、
一つ一つがしっかりと確認できないほどだが、
入り口やバラ窓の影は見て取れる。
ここまで強い陽光が描かれているとは・・・・・
建物の質感など全く感じさせないまでに。
モネのテクニック(失礼)に感動で唸るばかりだ。
このゴツゴツとした大聖堂は、
モネにとって格好の題材だったのだろう。
一瞬の変化も逃したくない思いで描いたに違いない。
これから1時間後、2時間後・・・・・
どうなっていくのか、
その移り変わりも見てみたい。
今晩の
「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は
このルーアン大聖堂の扉口の前に・・・・・
