シャセリオー「カバリュス嬢の肖像」 | ひとりぼっちのウォークマン

シャセリオー「カバリュス嬢の肖像」

フランスの画家ドミニク・アングルの弟子で、

 

ロマン主義の異才と言われている、

 

テオドール・シャセリオーを取り上げる。

 

 

19世紀初めにパリの社交界で、

 

ひときわ目を引く女性を描いた

 

「カバリュス嬢の肖像」である。

 

   

 

この女性の名前は

 

マリー・テレーズ・カバリュスといい、

 

祖母はとても有名な人だった。

 

 

祖母の名前はテレーズ・カバリュスといい、

 

フランス革命の激動期に社交界では超有名人、

 

といってもかなりの猛女?だったようだ。

 

 

この絵の女性から祖母を想像すると、

 

猛女ではあるけれど、

 

とても美しい女性だったに違いない。

 

 

さて絵の女性だが、

 

とても長身のように見える。

 

 

今でいう、モデル体型とでもいうのか・・・・

 

 

顔もすっきりとした面立ちで、美しい。

 

 

きっと、当時のパリでは、

 

相当、美しい女性と噂されたことだろう。

 

 

なるほど、うなずける。

 

 

とても若く見えるが、

 

大人の女性としての魅力も醸し出している。

 

 

肩を出した淡い色のドレス、

 

手にはピンク色のケープを持ち、

 

 

頭には水仙の花の髪飾りを付け、

 

手にはすみれ色のバックを持っている。

 

 

なんと華やかで上品なのだろう。

 

 

社交界では注目の的だったに違いない。

 

 

この後、この女性はどんな生涯を送ったのか、

 

きっと、幸せな人生だったに違いない。

 

 

でも、本当のところはどうだったのだろう。

 

興味あるところだ。

 

 

今晩の

 

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は

 

この社交界の場に・・・・・