ボナール「格子柄のブラウス」
ピエール・ボナールはナビ派の画家だ。
しかも「日本かぶれのナビ派」
と呼ばれたらしい。
ナビ派の時代は後期印象派の頃といわれている。
今回はピエール・ボナールの描いた
「格子柄のブラウス(20歳のクロード・テラス夫人)」
を取り上げる。
なんと、ほんわかとした温かい絵なのだろう。
なにかの本の挿絵のような・・・・・・
右手に猫を抱き、食事をしている。
この光景もまた、あたたかく幸せいっぱいで、
のどかな気分にさせられる。
さて、ブラウスだが、
しゃれたチェックではなく、
千代紙を貼り付けたような
ごくごくありふれたピンクと白の格子柄で、
温もりを感じさせる。
そして女性によく似合っている。
その顔は、
面長で、浮世絵の女性のようにも見え、
どことなく日本人として親近感を覚える。
この絵が、本の挿絵に使われていたなら、
その本のストーリーは
きっとシリアスなものではなく、
ごくありふれた日常を描いたホームドラマか・・・・・
そして、この絵のサイズは縦長の形で、
まるで掛け軸のような感じもする。
これも「日本かぶれのナビ派」
といわれたボナールだからと納得できる。
そして、日本通のボナールの作品を
他にも見てみたくなった。
今晩の
「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は
この幸せな食卓に・・・・・
