ミレー「刈入れ人たちの休息(ルツとボアズ)」
この絵は「刈入れ」というが、
後ろに大きな白い山と、うす茶色の山が見える。
うす茶色の山はどこまで伸びているのか、
先が見えない。
きっと、高く高く積み上げられているのだろう。
仕事が一段落したのか、
休憩のお茶の時間のようだ。
みんなの視線が左側の二人に向けられている。
どうやら男性が女性を紹介しているようである。
この絵のタイトルは
「刈入れ人たちの休息(ルツとボアズ)」である。
ルツは紹介されている女性で、
紹介しているのは男性でボアズである。
この二人は
旧約聖書の中に出てくる人物のようで、
前にもこのブログに登場している。
それは、9月25日のミレーの「落ち穂拾い」である。
絵を見ていただくとわかるが、
遠くで馬に乗って
使用人を指図しているのが、
ベツレヘムの大地主、ボアズである。
落穂拾いをしている3人のうちの
一人がルツである。
ボアズは働き者で心優しいルツを見初め、
のちに二人は結婚することになる。
ここで改めてミレーの「落ち穂拾い」を
見直してみると、
何とも言えない温かい想いがこみあげてくる。
ちなみにこの絵は、
旧約聖書の「ルツ記」から着想を得て
描いたという。
そして、1853年のパリのサロンで
二等賞を受賞したもので、
ミレーの出世作といえる作品である。
今晩の
「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、
この農夫たちの輪の中に、
そして二人の幸せを見届けに・・・・
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