ゴッホ「ゴーギャンの椅子」 | ひとりぼっちのウォークマン

ゴッホ「ゴーギャンの椅子」

ゴッホが人生で最も尊敬し憧れた画家は

ゴーギャンである。


南フランスのアルルの街にゴーギャンを招き、

彼との共同生活を夢見たゴッホは

彼のために一脚の椅子を用意した。


これが「ゴーギャンの椅子」である。

ゴーギャンの椅子


なんと落ち着く絵なのだろう。


自分がこの椅子に座って、

そこに居たくなるようだ。


このなんとも言えない緑と、茶色が、

そう感じさせるのかもしれない。


壁の緑色と、絨毯と椅子の茶色が

お互いに引き立てあっているからか。


この椅子の置いてある部屋にいる自分を、

想像してしまうほどだ。


また、薄ぼんやりとした壁のランプと

座面の蝋燭と、2冊の本の黄色が

アクセントになっている。


アルルで共同生活をした

ゴッホとゴーギャンの絵に対する考え方は、


見たままを描くゴッホに対し、

想像力を発揮し個性を打ち出すゴーギャン、


二人は競うようにその才能を発揮していったようだ。


この絵は、

ゴーギャンがアルルから去った後に描かれている。


ゴッホは共に夢を追ったゴーギャンへ想いを、

肖像画ではなく、

「ゴーギャンの椅子」として、この絵を描いた。


この椅子から、ゴーギャンを

どうイメージしたらいいのだろう。


今晩の

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、

この椅子のあるこの部屋に・・・・・