セザンヌ「松の大木があるサント=ヴィクトワール山」 | ひとりぼっちのウォークマン

セザンヌ「松の大木があるサント=ヴィクトワール山」

南仏の明るい陽射しに満ちたプロヴァンス地方。


そこにはポール・セザンヌの故郷、

エクス=アン=プロヴァンスがある。


この町のどこからでも見ることが出来る山、


この絵はセザンヌの

「松の大木があるサント=ヴィクトワール山」である。

松の大木があるサント=ヴィクトワール山

この風景は、日本の何処かにもあるような

とても見慣れた感じがする。


でも、ここはフランスのブロヴァンス、


この絵は故郷にあるセザンヌの

生家近郊から描かれたものだ。


その山肌は今も刻々と変化していて、

朝は白く輝き、昼は青みを帯び、

夕方には赤く染まるという。


両脇にはえた松の木、

ローマ時代の水道橋を利用した鉄道橋、

その上を列車が走っている。


とても、身近な日本の原風景を見ているようだ。


こんなにも見慣れた風景、

と感じるのはなぜなのか?


この絵の構図から来るのかもしれない。


2本の松があり、奥には山が見え、

かつて暮らした町があり、


まさに描きたい物が一枚の絵の中に、

うまい具合に配置されている。


これは実際の風景とは

少し違っているのかもしれない。


でも、とても心地よいのだ。


今晩の

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、

2本の松の木からこの風景を眺めてみたい・・・・・