カラヴァッジョ 「エマオの晩餐」 | ひとりぼっちのウォークマン

カラヴァッジョ 「エマオの晩餐」

今週もカラヴァッジョを取り上げる。


この絵は新約聖書から、

エマオという土地の宿屋で起きた奇跡の場面

を描いた「エマオの晩餐」である。

エマオの晩餐

この絵は141×196.2cmと、

ほぼ等身大のダイナミックな絵だ。


食卓を囲んだ4人の男が描かれている。


中央には、

はりつけにされ亡くなったはずのイエスが、


イエスは復活したのか?


この男は本当にイエスなのか・・・・・


3人の男たちの驚きの様子が描かれている。


それは宿屋の主人とイエスの弟子たちだ。


右側の男は両手を広げ、

左手が画面から突き出るほどの驚きだ。


背中を見せている男は

驚きのあまり、立ち上がろうとしている。


立っている宿屋の主人は

疑い深げにしげしげと見ている。


今まで気が付かなかった目の前の男が

復活したイエスだと、

この時、初めて気付いたのだ。


この4人の男達それぞれに、

スポットライトでも当てたかのように

明るくクッキリと描かれている。


この食卓を囲んだ4人は、

どんな話をしたのだろう。


いろいろと想像が膨らむ。


男達の驚きの表情と存在感が

リアルに伝わってきて面白い。


今晩の

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は

この晩餐の席に・・・・・