ポッテチェリー「バラ園の聖母」 | ひとりぼっちのウォークマン

ポッテチェリー「バラ園の聖母」

膝の上にイエスを抱いた聖母が、

ロッジア(開廊)の窓枠にすわり

物思いにふけっている。


この絵はポッテチェリーが描いた

「バラ園の聖母」である。

バラ園の聖母

窓枠の外には綺麗なバラが見える。

バラは聖母のシンボルとしてよく使われる花だ。


そして、聖母の右手にはザクロの実が、

イエスがつまんで食べているようにも見える。


ザクロは、「多産」 「王権」を表し、

その実が赤いことから血を連想させる。


つまり、イエスの受難を表わすということか。


母と子の安らぎのひとときのようにも見えるが、

何か不吉なものを暗示しているのか・・・


ポッテチェリーが描く、この一枚の聖母子像に、

棘(とげ)のないバラ、ザクロの実、イエスの将来

など、など、


多くの意味があるようで、

いろいろ探りたくなる。


今晩の

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は

このバラ園へ・・・・・