エル・グレコ「キリストの復活」 | ひとりぼっちのウォークマン

エル・グレコ「キリストの復活」

エル・グレコは新約聖書から、

数多くの宗教画を描いている。


これはその中の、「キリストの復活」である。

キリストの復活

真中の上にいるのが、

キリストのようだ。


今、死から復活し、

天に向かって浮き上がってきた。


右手で誇らしげなポーズを取り、

左手には勝利の白旗を握っている。


周りに居るのは、

墓を見張っていた逞しい肉体の兵士達で、

その復活に驚いている。


目を覆ったり、絶叫したり、

剣を抜いたまま、

地面に倒れ込むなどなど・・・


なんと幻想的・・・・・

そして衝撃的なのだろう。


「キリストの復活」という

神聖で神々しいはずの場面が、

このように賑やかに?

描かれている。


なんてドラマチック!!


エル・グレコの独特の手法で、

人体は異様に引き伸ばされ

デフォルメされている。


その色彩も、

赤、青、白の原色を輝くようにもちい、

とても美しい。


16世紀に描かれたとは思えないほど、

独創性に溢れた一枚である。


この絵を見た当時の人々は

大きな衝撃を持ったに違いない。


そして、

キリストに憧れを持ったのではないだろうか。


今晩の

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は

この復活の場面に・・・