レンブラント「放蕩息子の帰還 」 | ひとりぼっちのウォークマン

レンブラント「放蕩息子の帰還 」

新約聖書福音書の逸話から

レンブラントの「放蕩息子の帰還 」である。

レンブラント「放蕩息子の帰還 」

頬がこけてやつれた父親が、

息子を抱きかかえている。


父親の表情から、

それまでの苦悩が読み取れるようだ。


この父には二人の息子がいたが、

弟の方は、

父から与えられた財産を持ち、家を出た。


そして放蕩三昧の末、財産を使い果たし、

恥を忍んで実家へと戻ることになった。


その時の様子である。


なんと力強く優しく愛情にあふれた手なのだろう。


ボロボロになった息子を

懐深く受け入れ、背中をゆっくり撫でている。


この後、

叱られると思っていた父親から、

帰還を喜ばれ、祝宴をひらいてもらい、

迎え入れてもらえたようだ。


この時、

右側に立ちつくす真面目な兄は、

どんな思いでいるのだろうか。


人は多かれ少なかれ

後悔するようなことを重ねながら、

生きていくものではないだろうか。


この絵から

「変わらない日常の大切さ」と「無条件の愛」を

教えてもらった。


この絵は262×206cm の大きさがあり、

描かれている人物も等身大で、

心に迫るものを感じた。


今晩の

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は

心に迫るこの場面に・・・