ルノワール「黒い服を着た婦人」 | ひとりぼっちのウォークマン

ルノワール「黒い服を着た婦人」

今回の絵はルノワールの、

「黒い服を着た婦人」である。


なんと、柔らかな温もりを感じさせる絵なのだろう。

ルノワール「黒い服を着た婦人」


背景は左側の濃い褐色から、

右側に行くに連れ、薄く変化し、

婦人の洋服は、薄い黒から、濃い黒へ変化している。


そのためか、

婦人がいきいきと前面に浮き上がって見える。


そして、肌の白さがとても引き立っている。


また、大きな瞳の中にある、わずかな白も、

インパクトを与え、


絵の前を、通り過ぎても、

後ろに、この婦人の視線を感じてしまう。


これがルノワールなのか。


今迄、印象派の絵では「黒」を、

それほど見て来なかったが、


ルノワールのこの絵は、黒い瞳や、黒い洋服など、

とてもうまい使い方をしている。


今晩の

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、

この魅力的な婦人とどこかへ・・・