ミレー「夏・蕎麦を打つ人々」 | ひとりぼっちのウォークマン

ミレー「夏・蕎麦を打つ人々」

夏も終わろうとしている。

ミレーの最後の連作四季から

今週は、「夏」をとりあげる。


昔、フランスの農村で

よく見られる風景である。


ソバの穂を刈り取り、束ねているが、

日本の稲刈りに似ている。


奥の方では

刈り取ったソバを叩いて実を落としている。

この作業のことを、

蕎麦を打つ、といっているようだ。


蕎麦打ちと聞くと、

粉をこねて蕎麦にする作業を想像しがちだが・・・


日本は、実りの秋、といえば、

たわわに実った稲穂、稲刈りの様子などが、

秋の代名詞のようだ。


季節は違うが、とても懐かしく感じる。

夏・蕎麦を打つ人々

農夫たちが作業をしている周りで、

子供たちが犬を追いかけて遊んでいる。


左奥では、藁を焼いた煙が立ち登っている。


なんと平和で温かく、豊かな空間なのだろう。



フランスなのに、小麦ではなく、なぜ蕎麦?


小麦の不作を補う作物として、

栽培していたようだ。


今晩の

「ひとりぼっちのウォークマン」の旅は、

蕎麦粉入りのパンを求めて、

バルビゾンのパン屋さんへ・・・